名前が気に入っている木↓ソヨゴ(冬青)。冬近しである。
ソヨゴ(モチノキ科)雌雄異株 一部の葉が黄葉してきている。
☆☆おまけ↓ イロハモミジも徐々に紅葉が始まってきた。
仙台在住の俳人・柏原眠雨という方が書いておられたこと・・。
「人間本位に自然を作り変えて、自然から功利を奪略する技術があまりに高度になると、専門家集団の蛸壺化が生じる。津波が契機とはいえ、原発事故はじつは’原子力村’の閉鎖性の起こした人災である」
原子力事故関連については私も今まで少し書いたと思うが、いま書店ではその手の告発本や啓蒙本が山と積まれている。
今回の事故を契機に、原発って実はこうだったんだよ!別のこういうやり方だってあるよ!と、黙らされていた専門家たちがそれぞれ声を上げる流れができたからだ。
事故がなければ誰も声を出せなかっただろう、それはそれで悔しいけれど、すでに我々は3・11以前には幾ら戻りたくても戻れないのである。
なるほど、巧い表現ですねぇ。原発問題ではいまや誰しもが感じてきていることだとは思いますが、一言でその本質を突いてきています。
冬青、名前といい、葉の見た目といい、冬でも常緑ということと思いましたが、黄色い葉が目立ちますね。クスノキでも葉は入れ替わりますが、クスノキはもう少し早い時季に古い葉を落としているように思うので、ちょっとおもしろいなあ、と感じました。
そろそろ紅葉の季節ですが、根岸森林公園は台風のせいで、今年の紅葉は話にもならないでしょう。ケヤキなどはすでに葉を枯らして、黄色くなる前に葉を落とし始めています。
潮風のせいでしょうかねぇ。理由を知りたい。
>専門家集団の蛸壺化
皆さんいろいろ回りくどく言うけれど、要するにズバリ単純化させればこういうことなのですね。
俳人は575以内で季語と共に思いを完結させねばなりませんから、余計な言葉数を要しないです。
一人歩きしていた原発の’安全神話’、およそ原発は人間の手に余るもの、それなら’神’に間違いありません。