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池田澄子/朝市の蟹の余命に雪吹き込む

2018-12-16 10:50:42 | 青萄の第六絶滅期俳句










          六つ七つまだ咲くちから返り花/青萄







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Unknown (青萄)
2018-12-16 16:40:47
朝市の蟹がまだ動いていたら、ふつうは活きがいいとか新鮮だとか思うんですが、池田澄子はそこに蟹の余命を見るという…しかも寒くて雪が吹き込んでくる場所なのだ。澄子の底には金子みすゞと同じ感性が流れ、蟹と同じ自分の地獄を見ているのではないか、と思う。

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