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冬木の枝しだいに細し終に無し/正木浩一

2016-12-04 19:35:37 | 空見屋のスマホで絶句Ⅱ








南瓜煮てやろ泣く子へ父の拳やろ/磯貝碧蹄館

賀状完配井戸から生きた水を呑む 同

一人だけ死ぬ冬空の観覧車 同

太陽に空洞のあり金盞花 同

列柱・ハープ・主の血の管(くだ)を冬の月 同







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2 コメント

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Unknown (空見)
2016-12-04 20:10:12
川内優輝さん、おめでとうございます✨
心から❗勇気をありがとう😉👍🎶と言いたいです(涙)

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Unknown (空見)
2016-12-05 19:42:02
19才か20才の頃、伝説の女性に会いに行ったことがある。高齢ながら彼女はまだ生きていた。不思議な感覚だったが、会って話を聞かねばならぬ、と思った。
彼女は案外おだやかな雰囲気で‥二箱のタバコを持って現れ、一箱を差し出し私にすすめてくれた。
‥ついに書くことができなかった彼女の物語。今となっては‥「未完」のままで良かったような気もする。記憶は薄れてきている。
顔立ちは、山岡久乃とか向田邦子に近い、切れ長の目の美しい人であった。


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