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作戦統制権の移譲,再交渉はない。米高官

2006-09-22 | 米韓同盟

以下は,朝鮮日報の米高官へのインタビュー記事です。

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「韓国が先に言い出したことではないか」

米国防部高官、米国の本音を語る

●米国が戦時作戦統制権の移譲をあまりにも性急に進めているのではないか? 

⇒「韓米関係を考えた上で、適切な時期だと思う。韓国が先に話を持ち出したことではないか。(中略)早く解決するのが望ましい。米国はもう準備ができている。


米国高官の苛立ちがこちらまで聞こえてきそうです。何自分勝手なこと言っている,と思っていることでしょう.

●米国が全世界の米軍再編計画や「戦略的な柔軟性」の実現のために、ことを急いで いるのではないのか? 

⇒「世界戦略ではなく、同盟関係の管理という次元での問題だ。韓国が自ら国防に責任を持ちたがっているのも時代のすう勢だ。ダメだという理由はない。韓米関係は常に変化してきた。今や自然に次の段階に移行するときだ。

何度も同じこと聞くなよ。

●戦時作戦統制権の移譲のスケジュールが、韓国の安全保障にとって脅威になりうるという懸念があるが。 

●韓国軍の能力が、戦争を抑止できるレベルにはまだ達していないが。
 
朝青龍の「キムチ野郎」記者を思い出した。くどい。朝鮮日報の記者,涙目 


 朝鮮日報
 
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/09/21/20060921000055.html  
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「再交渉はない」 アメリカ高官


●韓国の政権が変われば、再交渉は可能なのだろうか?

⇒「再交渉はない。そうした発言は、まるでアメリカには発言権がまったくないかのように聞こえる。一度決定したら簡単に変えられない。誰が韓国大統領になっても、アメリカはアメリカのすることが正しいと思うからやるのだ」

明快。

●韓国政府は統制権の移譲後でも、韓半島の有事に米増員軍を文書で保障するなどの追加的な措置があると言っているが 

⇒「それは信頼の問題だ。(中略)上には韓米相互防衛条約があり、下には支援計画がある。他の措置は必要ない。

●韓半島安保の状況により、統制権移譲の時期を調節するよう、融通性を持たせた追加条項をつけようとの意見もある。

⇒「追加条項をつけることについては、非常に慎重にならなければならない。条件付の時期決定は、極力避けるべきだ

当然。下手な言質とられると,韓国はあたりかまわずそこを突破口にしてくる。

●アメリカにとって、韓国に統制権を移譲するということはどんな意味を持つか 

⇒「韓米連合司令部がこれ以上、戦争を行う軍隊ではないという意味だ。韓国が戦争の主導者となり、米軍は支援だけを行う」

アメリカの本音。

朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/09/22/20060922000024.html 
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韓国:マッカーサー像


概ね,新聞記者はくどいのですが,よくもこれだけ同じようなことを繰り返して聞けるものですね。 未練がましい。必死さが伝わってきます。

朝鮮日報は,今でこそ統制権返還に反対していますが,昔は賛成していました。統制権返還は,何もノムヒョンだけの責任ではありません。

マスコミも国民も大賛成していたのですから。


「返せ」⇒「じゃあ返す」⇒「返すな」。これでは,アメリカもまともに韓国と口をききたくないでしょう。しかも,なんだか統制権の返還はアメリカが悪い,みたいな言われ方をされてます。腹立つよね。

ノムヒョンは自国の軍事的価値に絶対の自信があったのでしょう。

「こんな大切な韓国をアメリカが見捨てるわけが無い」と考えていたはずです。それは,ノムヒョンだけでなく,韓国中がそう思っていたはずです。それで安心して反米したわけです。計算したつもりだったわけです。

ところが,思いに反してアメリカは「じゃあ,返す」。そういわれた時,政府関係者は一瞬固まった,という報道がなされています。しかし,けちなプライドが災いして「すぐにでもOK」などと答えています。ホント,お笑い韓国。


韓国の事情は既にアメリカにとっては関係の無いものになっています。

アメリカの都合はかなり前から韓国撤退

 

こんな話があります。

在韓米軍は,米軍人に嫌われています。網走送りのような意味合いがあるのだそうです。韓国行きは昇進からはずされた,とみなされる,ということです。しかも,家族を連れてきては駄目だとか,遊ぶところがないとか,街を歩けば後ろ指さされるとか。さらに,ノムヒョンになってからは,飛行機の訓練をしては駄目だとか,台湾有事の際,在韓米軍の派遣は許されないとか。そりゃ,撤退したくなりますよね。

 

統制権返還後は,「ソウルが火の海になろうと,知ったこっちゃない。」というのが米軍のスタンスになります。というか,ソウルが火の海になってから,米軍がおもむろに動く,ということになります。米軍が韓国を支援するために手続きが必要になりますから。それに,空海軍の支援が主体となりますので,アメリカ軍は気楽です。


注目は, 10月の統帥権をめぐる実務者協議。即時撤退の可能性が高くなってきました。

 

なお,気になる情報を目にしました。
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<中国残留夫人>
血縁のない家族18人、定住認められ来日…養子や継子まで親族91人全員揃う
                                                      (法務省の方針)

http://news4u.blog51.fc2.com/blog-entry-1215.html
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朝鮮戦争の時,大量のコリアンが日本に押し寄せてきました。そして,「強制連行された」とのたまうわけです。凄い数の朝鮮人が合法的に押し寄せてきそうでこわいですね。


salamat po



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