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前向きな毎日を送る

様々な人の影響を受け、色んな言葉に感動をしている日々を忘れないように・・・

周りの大切な人を満足させる

2021-06-21 22:53:35 | 居場所のこと
「仕事もクビになって実家で引きこもってる時に
最初に連絡くれた友達がいるんだよ。
就職先は そいつの親父の会社」

 「ふ~ん そうなんだ」

「その友達が垂らしてくれた糸を一生懸命 上ることしか今は考えてない。
少なくとも俺が社会復帰することをそいつは確実に喜んでくれてるから」

 「これは 失礼な言い方だけどさたったそれだけのことを
 働く理由にできるもんなの?」

「う~ん…
俺みたいに 昔っからちやほやされて来た人間が
自分を満足させようとするのは難しいんだよ」

「こんな仕事じゃ カッコ悪いとか、こんな金じゃ 満足できないとか
一歩も動けなくなる。
まぁ だから…周りの大切な人を満足させてみようって切り替えた。
もしかしたら周りを満足させる生き方ができた時に 初めて本当の意味で
自分を満足させられるような気がしてるんだよ」

 「さすが 長らく引きこもってただけあって理論は完璧だね」

「だろ、人生 休むのも あながち悪いことばっかじゃないぞ」


                                                                        コントが始まる第9話より




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やっぱりみんな聞いてほしいし、居場所がほしい

2021-06-17 21:22:49 | 居場所のこと
「若者たちに死を選ばせない」より、
残しておきたい言葉

・長野の福祉をめざす大学生たち
 
 あんまり自分のこと話しちゃいけない気がする。
 息苦しさ、生きづらさがあった。


・NPO法人CAPながの矢島宏美さん

子どものSOSに気づくために  
「その時、どんな気持ちだった?」
否定したりアドバイスしたりしないで子どもの話を聞きます。
とにかく一生懸命に聞く。
相づちを打って、うなずいて、目を見て、まずは聞いてあげる。
そして、なかなか言葉にならない子どもたちの思いを待つことも大事だ。
「待つ」「信じてあげる」ことが大切だ。
安心できる場所を作ってあげたい。


・昨年自殺を図ったなずなさん

「社会の中で生活することに悩んでいる若い方ってすごくいらっしゃると思う。 
気軽にお話しできる場所というのを、誰もがひとつ持ってると生きやすいのかなと思います」
今も、気分が落ち込むことがある。
そんな気持ちが救われる言葉がある。
「今ちょっとしんどいんじゃない?」って言葉をかけてくれることで、
「ああ、今しんどいんや、あ、今のこの感情ってしんどいっていう名前なんや」って気づけるようになったので、
それはひとつ生きやすくなったと思います。

「大丈夫?」って聞かれると、「大丈夫」って答えちゃう。
なので「休もう」って言ってほしい。
「今休んでいいんや、この人が言ってるから休んでるんや」って
そういうふうに許された休みっていうのが与えられるんで、
その言葉は私はすごくうれしいです。


・番組の最後に

「休んでもいい」
「立ち止まってもいい」
そんなひとことが誰かの命を救うかもしれない。
あなたの身近な人が生きることを選べるように。

          6月13日放送 NHK「若者たちに死を選ばせない」より


タイトルに書いたように、
やっぱりみんな聞いてほしいし、居場所がほしいのだ。

今の時期、居場所には なかなか若者がやってこない。
こんな新型コロナの時期なので、会食など気にする若者は多い。

先日(6月10日)はマスクをしながら長くおしゃべりをした。
色んな方向に話は流れていって、何の話したっけって思うくらい。
でも、そんな何でもないことがいい居場所になっているのかもしれない。

今までは精神疾患を抱えている人が来てくれて少しずつ元気になって行った。それがとてもうれしかった。
でももっといろんな人に来てほしい。
数日誰とも話していない人に、
ここに来て話したいこと話してほしいっていつも思う。

7月からそんな場所にできるよう頑張りたい。

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【コントが始まる】第3話 ひきこもりと孤独

2021-05-03 15:06:42 | 居場所のこと
「コントが始まる」第3話は今までで一番見ごたえがあった。
私にとって一番身近な「ひきこもり」と「孤独」のお話だった。

今も月1回、みんなと一緒に料理を作る会(NPO)に参加し、
自分自身でも月一回居場所(一緒に飲み食べする)を開催している。

若者の居場所といっても、来てくれるのはいろんな年代の人。
あっ話がドラマとそれてしまった。

第3話で残しておきたい言葉を。

・春斗の心の声

「マルチにはまってしまうのは心の弱さだという人がいたけど、
兄ちゃんは違う。
仕事が行き詰っても、家族がうまくいってなくても弱音一つ吐かない強い人だった。
周りに助けを求めないがゆえに強さが知らず知らずのうちに孤独を招いていてしまっていた。
兄ちゃんが不幸に陥ったのはその優秀さに期待という重圧をかけ、その頼もしさに安心しきっていた俺たち家族の責任でもあった。」

・瞬太と春斗の会話

「実家帰ったんでしょ、どうだった」
 「いや別に」
「お兄ちゃんは元気?」
 「まだ部屋にひきこもってるみたい」
「そうなんだ、全然出てこない?」
 「シャワーだけ?入りに出てくるみたいだけど 5分もしないうちに部屋戻ってるって」

中略
 
「昔はしゃれが通じる兄貴だったんだよ」

中略

「ねえ、今から電話しようよ」
  「なんでだよ、きのう無視されたばっかだぞ」
「いや別に出なくていいよ、ドアをノックし続けることが大事なの。着信履歴はね、心配してるよーってメッセージなんだよ」

ブーブーブー・・・・・・・・

見つめる兄

                 「コントが始まる」第3話より



「着信履歴はね、心配してるよーってメッセージなんだよ」

・・・・


みんなと会えないときはそう、メールをしたりしていたけど、返信がないこともあった。でもそれでもよかったんだな。

何回か送るうちに返事をくれた時はとてもうれしかった。




里穂子(有村架純)・春斗(菅田将暉)2組の兄弟が傷ついた真相とは?【コントが始まる】第3話先出し映像/【日テレドラマ公式】/菅田将暉、有村架純、仲野大賀、古川琴音、神木隆之介


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若者の居場所、食堂 これから

2018-07-12 10:00:28 | 居場所のこと
今日から新しいことを始める。

2016年の秋からひきこもりの人たちの居場所を週一回開催していた。
昨年、途中から月2回に変更した。
地域の方々はいらっしゃるのだけどどうも若者が来てくれない。
ひとり、統合失調症の女性が毎回来てくれていたが、数か月前にとても調子が悪くなって、まったく来れなくなってしまった。
どうしたらここを必要としてくれている人が来てくれるのだろうと考え、夜の会にすることにした。
引きこもっている人だけじゃなく、今働いていても、居場所がなくいつひきこもってしまうかもしれない、そんな方たちにも来てほしい。
そして、一緒にご飯を食べて、ちょっとお酒も飲んで地域の方たちとも話せたりしたらいいなと考えた。

食堂の名前も、突然いい名前を思いついたのでそれに決めた。今日からその夜の会を始める。

本当に偶然なんだけれど、先週、急に来てくれそうな人たちと知り合えた。
NPOのサポーターとして、月一回「一緒に料理を作る」支援活動をしている。その場所に、18歳の子が母親と一緒に、そして、翌日(料理の日)には24歳の女の子が新しく参加していた。新しくこの会に参加する方がいらっしゃったのは久しいことだった。前日に「大人のぬりえの会」に私が参加したことで、月一回だけ行っていた時よりも知り合える機会をを得ていた。

二人とお母さんとは結構打ち解けてお話ができて、今日の会にもお誘いしてみた。

今日は、夜の会の前に「パステル画体験レッスン」も開催する。もう3回目でなかなか楽しく好評なので、そちらにも誘ってみた。

ひきこもりと言っても、あちらの会に参加できるくらいになった人たちなので、結構おしゃべりもして元気になりつつある人たちだ。


今日は、ほかにも前回(先月)パステル画に参加した方とかも来てくれる。24歳の女の子は一人暮らしなので、そのあと「〇〇〇〇食堂」にも参加するのが楽しみだと言ってくれた。彼女は仕事を持つ人なので今日は有休をとってくれたみたいだ。前回もそう、気にいってくれている。

そんないろんな方の思いが集まる会になればいいと思っている。


もう長く書いていなかったけれど、あることがあってその時々の思いは残した方がいいなと思えた。だからまた書きます。
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元気に忙しくやっています

2017-06-14 22:00:47 | 居場所のこと
お久しぶりです。

ほんと久しぶりにブログを見たら、更新していないのにたくさんの方が見に来てくれていました。
ありがとうございます。

どうして「イト」をアップしたのかとかいろいろ書こうと思いながら
月日はまた経ってしまっていました。

いまは、以前からお話ししていた「ちょっとコミュニケーションの苦手な」若者たちの応援をしています。

ちょっとした居場所を週1回開催しています。明日木曜日にやっています。
もう、9か月くらいになります。

そこに来て、地域の人と一緒に交じって
そこで出すコーヒーを作ってもらったりしています。
少しずつ、顔見知りの方を増やしていっている人もいます。

その前からやっている、コミュニティカフェの方ももう4年目になりました。
お手伝いなのでほぼボランティアです。
でも、そこでも、社会参加しづらい若者たちと一緒にお仕事をしたりして、
そんなことをさせてもらっているので、時給はほとんどなくてもまあ何とかやっています。

そこで、好きな日本酒の会なんかも3月からやり始めています。2か月に一回なので
こないだ2回目を終えました。

そんな毎日を送っています。

見ていただく方がいらっしゃるので、またちょくちょく
更新しようかなーと今は思っています。

なかなかのんびりしすぎですが、
よろしくお願いします。
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何もしゃべらなくても、周りに誰かがいることがいい

2016-08-22 17:31:08 | 居場所のこと
先日、新しい人と一緒に仕事をすると書いてから、3か月が過ぎました。

5月のある日、
あの無口な なおちゃんと初日に掃除の担当を一緒にしてもらったら、
なおちゃんまったく教えない。
新しく来たよこちゃん(男性)もなおちゃんに何も聞かない。

二人とも何も話さず
黙々と開店準備を進めていった。

一緒に働く人には、「開店前にすること」という書面を渡しているので、
まあ、それを見れば少しはやることはわかるのだけれど
あの、沈黙の二人にはびっくりした。

でも二人とも、しゃべらないけど、まじめに働く。


なおちゃんとの3人体制を2回ほどやってから、
彼と私の二人体制。

何もしゃべらなくても、てきぱき仕事をしてくれる。
だから、こちらは何も気にせず仕込みに集中できる。

何かを探すときにも聞かないできょろきょろあちこち探しているから、
「何か探してる?」と聞くと、
「○○」と答える。

彼は、一度聞いたことは、完璧にやるべく、
あの書面に、どんどん書き足していってる様子だった。

しゃべらないけど、毎回まじめにやって来てくれた。


ところが、8月初旬、
突然のお休み。

焦って電話しても連絡がつかず、心配した。

うちで熱中症で倒れているのでは?とかいろいろ気になった。

数日後、若者支援の代表の方から、元気だということを聞いたので
ひと安心した。

次回、担当する日は19日までなかったので(お盆に友達が帰ってくるのでお休みをとっていた)
果たして19日来てくれるのかと気になった。

前日連絡してきてくれることが分かったときは
うれしかった。

どうやら、謎のドタキャンは、
ワークの勘違いとか、いやになったとかではなかったみたい。

なんか理由を聞いたのだけど
もともと口数が少ないので、要領を得なかった。
そういうのをもっと詳しく聞いてあげた方がよかったのだなと
後から思ったのだけれど・・・
(なんかやんちゃな子なのか、ちょっと何かに巻き込まれたようだった)

そんな彼に、19日の夜にあるお店のイベントに誘ってみた。
ダメもとで誘ってみたら、参加するという。
純粋に、いろんな人とかかわりを持ってみようと思ったのか、
参加費をこちらで出すということで参加する気になったのか、
それは、本人しかわからない。

けっきょく、参加者の誰とも話さなかったけど、
「お兄ちゃん、グラス」とか言われたら
すぐに動いていたし、
あいさつとかは、ちょっとはしていた。

洗い物は、進んで一人でやってくれていた。

このイベントは、仕事じゃなく、みんなで作って食べるような会なのだ。
だから、別にスタッフがやることはないのだけど、
彼は率先してやってくれた。


何も話さなかったけど、

その場にいて、

その夜、誰かと一緒に過ごしたことで

少しだけ何かに踏み出せたのじゃないかと思う。



わたしも、なかなか積極的に彼と話せなくて
そこが今一番の気になるとこなのだけど、
誰に話しても、それでいいんじゃないのって言うので
まあ、今はこんな感じでやっています。



今日は、台風でお休みになって
なんだか久しぶりにこんなに長く書きました。

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社会参加のきっかけになれば

2016-04-12 22:37:13 | 居場所のこと
ぜんぜん更新していないのに、最近見てくださっている方が増えていて
なんだかうれしくて。


最近の私は、お店のお手伝いを週に3日程度。
もう2年が過ぎ3年目に入りました。


ひきこもっている人の社会参加や就労支援の場になればと
この1年のうちに二人の女の子と一緒に働いた。

一人は、別の働き口が見つかってもう半年以上になる。

そして、もう一人なおちゃんは昨年の10月に、あるイベントに参加したことをきっかけに、
一緒に働くことになった。

初めて会ったときはまるで話さず、目も合わさず、どこを見ているのか・・・
そんな彼女だった。
半年間、ずっと家にいた。

1回目、2回目と一緒にやり始め、
2回くらい一緒に働いた頃、パートを決めてきた。

あまりの変わりように驚きとうれしさでいっぱいだった。
と同時に、もうお手伝いには来てくれないのかなと心配したけれど・・・・

ちゃんと月曜日はお休みにして手伝ってくれている。

まあ、時おり突然、朝急に休むと連絡があったりしてあせる。


きのうもそうだった。

これで3回目かな。

代わりの人もいなくて仕方なく一人でやることにした。
1時間早く行ったので、準備は完璧だった。

最近そんなにお客様も多くないからと高をくくっていたら、
きのうに限って今までで一番のお客様だった。

まったく一人で朝から夕方までやったのは初めてで、
一人でもできるんだって自信と達成感を得た。


今度5月から、初めて男性の社会参加予備軍の人を受け入れる予定だ。

じつは、
1年位前からあるNPOで月1回ちょっとお手伝いをしている。
社会参加ができない人や障害のある人がやってきているが、
その場所では、気心知れた仲間意識があるのか
結構、話す人もいる。

そんななかで、彼(よこちゃん)はただひたすらパソコンに向かい、
みんなの中に入ってこない。

だから、今回代表の方から「一緒にやってみないか」
ということを話してもらったとしても
難しいだろう、と思っていた。

そうしたところ、やりますということだった。


なんかね、その子飲食業向いている気がして
ニコニコ働いている様子が浮かんでくるというか。

だから、5月から一緒に働くのが楽しみです。


今日は久しぶりに、ここ数年のことをずらずら書いてみました。

また、時々書くことにします。



追伸

いま、ちょうど1年前の日記を見たら、今挑戦してみたいことがあると書いていました。
そのまま書かずに1年経ってしまって・・・

そう、社会とかかわりを持ちにくい人のきっかけ作りになれることをしたいなと
考え始めた頃でした。


1年前の記事

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