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ブルース・ロック魂

練習嫌いのブルースロックギタリストのつぶやき

ヴィンテージストラトへの道 part2

2014年09月01日 | 日記
2日目、10時にホテルをチェックアウトし地下鉄に乗って代官山へ向かう。

恵比寿で下車し徒歩でヴィンテージショップへ向かう。

が、道に迷って約1時間弱も歩く・・・。

そして、ついに到着。


代官山にあるギ○ートレー○ーズ東京。

朝1番に押しかけて、メチャメチャ張り切っているようで恥ずかしいな~と思いつつドアを開けた。

店内は綺麗でギターもすごくいい感じで展示されている。

一通り店内を物色しストラトコーナーでギターをガン見する。

そして、1人しかいない店員に弾かせてほしいと声をかけた。

どうせ冷やかしだろう?って思われても仕方ないのだがこっちは本気だ!

差し当たり2本選び試奏部屋へ。

①65年ホワイト ネックを握ると幅が広く厚みが薄い・・・苦手なタイプだ。

②65年CAR  こ、これは!!BESTなグリップで音も申し分ない!!

頭の中はもう②のギターでいっぱい。

最後に念のため68年CARを弾かせてもらうが、全然しっくりこなかった。


限られた予算と拘りがある中で、ようやく運命の1本に出会ったのだ!

この娘をください!って告げた。

まさかお買い上げになるとは店員も思っていなかったような表情だった。

それから支払方法を話し合い、弦を交換して希望のセッティングに調整してもらった。

さらに数万円値引きもしてくれて送料ショップ持ちで配送の手配もしてくれた。←こんなの抱えて帰れない

なんて良心的なお店だろう!

ここで買ってよかった。



13時に代官山をあとにした。

どんなギターを買っても満足できず何年も燻っていたのだが、ようやく晴れ晴れした気持ちになった。

今回のヴィンテージ選びの旅で弾いたギターはたった9本だがいろいろと勉強になった。

同じ年代のものでも1本1本個性があって同じものがない。

重量もそれぞれ違うし、特にネックグリップにはバラつきがあった。

削る人によって個体差が出るらしい。

ピックアップに関していえば、65年以前はブッラックボビン

65年以降はグレイボビンで明らかに違いがあった


ブラックボビンはLoとMidが強くHiが弱い。

ローポジションでEのコードを弾くと「グワシャーン」って感じ。

それに対して、グレイボビンはLo、Mid,Hi全てが万遍なく出る。

中域のモワっとした感じがなくストレートでクリアでスッキリしていて「ガシャキーン」って感じ。

予算的にはスラブのサンバーストか65年カスタムカラーのどっちかになると予測はしていたが、ネックグリップ、音、色のすべてで65年CARが自分の理想形だった。

SRVやジミヘン、ビートルズを好んで聴いて演奏していた10年前だったら迷わずスラブサンバーストを選んでいるだろうが、いまと将来のプレイスタイルには今回の選択で間違いない。

古い音楽そのものより、少しだけ古い要素を含んだ新しい音楽へ好みが変わりアプローチ方法が変わってきた。

それは、明らかにichiroさんから受けた影響があるからだと思う。

温故知新という言葉が当てはまる。

このギターに恥じないようこれからはちゃんと練習して腕を磨いていこうと真剣に思う今日この頃。


長文ご愛読ありがとうございました。


次回、番外編へ続く





















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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (一輪駆動)
2020-04-11 16:42:58
こんにちは
素晴らしい買い物をされましたね。
65のCARなんて垂涎モノですよ。
塗装もツヤがなくなったくらいで、いい感じ。
トランジションロゴ、スモールヘッドの最終年でしょうか。
デラリバでの第一声は感動でしたでしょうね。
2つ前の記事で、アメ車とフェンダーのカラーリングについて言及されてらっしゃいましたね。
ソニックブルーと焼けたガードがとてもそそりました。
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