タイの警備業に関する法律改定(その2)


マティチョンオンライン
https://www.yaklai.com/news/politic/security-laws/


後半、このニュースに関するタイ人たちからのコメントがあります。


「中卒以上で免許が必要!もうすぐ発令される新しい法律は警備員が警察官の命令に従うように強制している」


 8月6日、国立立法会議において、警備業に関する法律改定について協議されることになった。
 

 警備業とは、人々の生命、財産、生活に身近なものであり、社会の治安に関して影響を与えている。現在、警備業を営む会社が非常に多く存在しているが、会社によって警備内容の基準は異なっている。そのため、警備業に関する基準を定めること、警備員の可能性を増幅させる必要が出てきた。このことは利用者にとって有益であり、また社会の平安を守ることに意義がある。


 この度の改定法案には、「警備業」とは、警備サービスを提供する商売であり、許可を得た警備員を整え派遣して、人々の生命、身体、財産を守るものとする。しかし、国家機関による警備サービスはこれに含まれない。「許可を得た警備員」とは、警備員であると認められた警備員とする。その他に、国家警察長官を委員長とする警備業監督委員会を設ける。その役割は、方針、計画をたてて、この事業を推進し、規制するための措置をとるものとする。


 警備業を営むものは、会社であり、政府から許可を得なければならなくなる。その許可証は発効日より4年間有効とする。その会社の株は半数以上をタイ国籍を持つ者が保有していなければならない。また会社の役員、委員はその半数以上が、タイ国籍を有していなければならない。警備会社は、役員会、委員会の定めた基準に基づいた実務を遂行しなくてはならない。例えば、警備員の実務を監督、担当地区内の日々の出来事の記録システムなどである。さらに警察少尉以上の階級の警察官に協力をするという役割を持つ。
 その他、警備員は、中学校またはそれ以上の高い課程を修了をし、タイ国籍を所有し、許可証を取得することを強制化するとした。


 警備員は警備関連の役所において許可証を取得しなくてはならず、身体および生命に関する前科、財産に関する前科、性に関する前科によって、服役したことがあってはならない。


 さらにこの改定法案には、違反した警備会社と警備員に対して、その違反内容によって、懲役1年以上、または2万バーツ以上10万バーツまでの罰金を課すことが盛り込まれている。


 改定法案は、規制を増やし、警備業監督委員会によって警備業者を厳格に監督することによって、団体または社会的に警備業を行い、管理できるようにとしている。さらに、国家警察局の警備業に関しての責務を減らし、商務省のみにおいての登録を行うようにする。罰金および登録料に関しては、国家警察局が財務省と合意し、その料金を、業務管理のために使うものとする。



このニュースに関してタイ人たちから投稿されたコメント


 警備員の大多数が貧しく、中にはまったく学校を卒業していない人もいる。誰がこんな法律を思いついたのだ。まったく現実がわかっていない。脳みそを持っていてこれだけのことしか考えられないのか。


 貧しい人は学校に行けない。仕事をとりあげて強盗にさせたいのか。


 中学校を卒業したら工場で働いたほうがいいのではない?そうすれば、他の人たちに言葉や言葉や態度で馬鹿にされなくて済むから。私自身、ばかにされている・・・


 中学校を卒業していない人はどうやって生活費を稼げばいいのか。今後、犯罪はますます増加するだろう。小学校しか卒業していない人は大勢いる。


 この付近は、ミャンマー人、ラオス人、カンボジア人ばっかりだ。


 仕事に関する機会が乏しい人の生活費を稼ぐ手段が奪われてしまう。通常、警察官が巡回して社会の世話をしている。今後は警備員は、派遣先の世話だけしていてはいけなくなり、警察官と同じように社会全体の世話にしなくてはならなくなる。タイ人として、自身の生命と財産を守るのが最善だ。他の人に守ってもらおうなんて考えないほうがいい。


 義務教育は中学校。
 基礎教育は高校。
 警備員は中学校を卒業して許可証を取得しなくてはならない。
 タイ人で中学校を卒業していない人は生きていくのが困難になる。
 外国人に関しては言及するまでもない、大変になるばかりだ。
 悪影響として、偽の学歴、学籍が国中にあふれかえることになるだろう。


 新しくできる法律は良いものだ。しかし低学歴の人たちに関してどう考えるのか。中学校を卒業していない大勢の人たちに何の仕事に就けというのか。貧しい人たちを、さらに泥棒などの犯罪に追いやる仕打ちではないのか。しかし、実施するのなら、タイ国籍を有するもの、と強制するだけで十分だ。私たちの国にはまだ貧しい人はたくさんいる。私自身もそうだ。どうかもっとよく考えてほしい。


 ああ、また失業者があふれかえるのか。

 もし貴方が本当に国家のことを心配しているのなら、20歳に満たない子どもが車を運転することを禁止する、または20歳に満たない者に免許証を発行することを禁止するように定めるべきだ。
お前はそんなことできっこないって保証する。ひどい運転をするのは金持ちの子どもたちばかりだから。貧しい人は車を持つ機会なんてないんだ。それとも本当じゃないって言うつもりか?


 一般の人から見ると、警備員に価値があると思っている人は少数だ。その多くが小学校しか卒業しておらず、または外国人ばかりだ。やりたいのなら、やればいい。こいつらは他に議題がないから持ち出したのだろう。貴方たちが気持ちのいいようにやればいい。


 さらに厳しい生活へのカウントダウン。


 この法律、決まりそうなのか・・・。この法律を考えた人は頭が弱すぎる・・・。


 近所の警備員はミャンマー人ばかりでタイ語が明確に話せない。配達車の運転手はミャンマー人で運転免許がない。事件が起こると事業主に電話をして警察官と話を片付ける。タイ人は新しい法律でこれっぽっちを規制しようとしているのか。すでに外国人に奪われて仕事なんかない。


 学歴のない人に何の仕事をしろと貴方は言うの?この愚か者!!!


 ああ、なんでこんな考えなの。


 時間があるなら、障碍者、高齢者、怪我や病気の人の世話をした方がいいんじゃない?


 警備員の大多数が40歳以上、人によっては小学校4年生までしか修了していない。
 お前は彼らに中学校を卒業して来いと強制するのか、畜生め。
 貧しい人をいじめている。


 彼らは最初から貧しい人を見下している。あいつらは何のためにこの法律を考えて・・・。新しい法律を考える奴らは食うものが(得るものが)なくなってしまったら、どうするつもりなんだろう?


 貴方のお父さんが小学校4年生しか卒業していなかったら、失業してしまう。
 いったい脳みそのどこの部分を使って考えたのか。


 おーい皆、この先、小学校しか卒業していない人はご飯を食べられなくなくなるから、草でも食うしかないようだ。


 もし貴方が高い条件を定めるのであれば、賃金と生命保険の額を増やすべきだ。悪人、強盗に出会って怪我をしたり、死亡したときのために、本人と家族のために保証があるべきではないのか。私はそのことが知りたいのだ!
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