タイの人材紹介業界

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タイ日の面接の価値観でムカついた話

タイでは当日になって面接を断る人がいます。当日キャンセルです。人によって理由はいろいろ。今日のは他の会社で採用が決まったからというもの。普段なら「あっそ」で終わるんだが、うちで紹介したものだからムッときて。


当日キャンセルなんていうのは一番困る、とタイ人の人材開発担当者に苦言を呈したら「いつも助言しているように、面接を先延ばしするからこうなる」「日本人が持っている『仕事が欲しければ待て』というメンタリティーだとこんなことになります」と言ってきた。


これにはちょっとムカッとして、他の人材会社ではよくあることだけどウチの会社ではこういうのは止めようよ。他の会社に就職が決まったから今日の面接を断るなんて、そんな理由は通用しないよ、と言うと。


早く面接をしないほうが悪いというようなことを言ってきたので、ということは2つ面接アポを入れておいて、一つ目が決まったら、二つ目の面接は行かないんだ。今日のお客さんのことを下に見て、どうでもいいと思っているということでしょ。お客さんからそう思われても仕方ないよ。


こう言ってやりました。強めに。「こんなことしてたら日系企業から信頼を得ることはできないよ」「そういう理由は日系企業には通用しないし、そんな言い方したらただのタイのローカル人材紹介会社と一緒の目線でみられるんだよ」


そしたらこう返してきた。「わかりました。これは価値観の違いですね」「一般的にタイ人からしたら他で内定もらって面接に行くのは相手に失礼」「かえって相手に迷惑がかかる」「もっと悪い人は何も連絡せず黙って面接に行かない」「客感的に見れば面白いですね」


いずれにしても今日の面接のためにわざわざ時間を取ってくれた会社の仕事の内容とか労働条件とかを何も聞かずに他の会社の内定を優先したんだからそっちの方が失礼なんじゃないの?とは返さず。最後は「あっそ」で絶句。確かにタイ日の価値観の違い。いちいちムカついて損した。


味の時計台、タイ出店 北海道ブームに商機 - goo.gl/alerts/ZwP6 #GoogleAlerts


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転職の多い人を日本人は嫌う

人材を紹介したお客さんから面接を断られたことについて、日本の会社は転職が多い人を嫌う。各社での職歴が短い人は「辛いことがあるとスグに辞める」「向上心の無い人」「仕事が続かない人」と見られてしまうんですよ。とウチの人材開発担当タイ人と話をした。

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タイ人の人材開発担当は「それは日本人の独断的で自分勝手な考えですね~」から話は始まった。

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タイでは例えば総務や人事、会計などの事務系の仕事だと、どこの会社でもだいたい仕事の内容は同じ。ジョブローテーションも殆ど無いし昇給も少ない。だから向上心のある人ほど給料アップを求めて転職をする。


初任給15000バーツで入社、上司は若いマネージャー、ジョブローテーションはない。毎年4-5%の昇給でいつ給料30000バーツになる?会社に居続けたら無理、転職を考えよう、優秀な人ほどこうなるのはタイでは当たり前のことです。景気は良いし優秀な人にとって職探しは難しくない。


マネージャーが辞めない限り自分はマネージャーになれないし、会社に残っていたらいつまでも下っ端のまま仕事を続けることになる。それが分かって辞める人もいる。こういう人のことを我慢が足りないと言うのでしょうか?


各部署のマネージャーが日本人の会社は多いですが、数年で交代してタイの会社のことは殆ど分からないまま、ただ日本人のお客さんと話をする、本社と連絡をするだけで上に立っている。


タイ現法の本当の仕事はその下のタイ人が長年やっていて会社を回している。こういう会社では実務はマネージャーみたいでも肩書きはずっとアシマネのまま。手当も少ないまま。


タイ人は自分のために仕事をする人が殆ど。それは日本人から見たら変かもしれませんが、ここはタイ国です。そういうタイ人の性質をよく知って利用すればいいのに。


日本人は履歴書を重視しますが、タイ人はそんなに一生懸命に書類で自己アピールしません。まずは数回面接して採用して仕事をさせてみればいい。本人は働きたいと思って応募してるんだから。やる気があると言うことは大事なこと。ほんと人は使ってみないと分かりませんよ。


タイ人の人材開発担当からこういうことを言われて、まあ納得できることが殆どだったので、そのまま頷き微笑みと一緒に受け流しましたよ。


アヒルの口バシ焼きを置いていきます。皆様おやすみなさい。 pic.twitter.com/2HXR8rcx3Z


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タイ人の給与相場は上がってます

経理で日本語または英語が堪能。給与水準4-5万バーツ。このようなご要望をいただく機会はありますが、正直に申し上げますと、経理の勉強に加えて語学を一定水準まで学ぶ機会のあるタイ人で日本語のできる会計のプロは殆どいません。その中で○○業界経験者という指定では紹介できる人材はゼロです。


最近のタイでは、4-5万バーツの給与水準ですと日本語3級程度の通訳(単なる通訳)になります。それ以上の付加価値を望むなら、給与水準を6-7万バーツまで上げるしかありません。タイでは「安かろう良かろう」は無いことを、タイ進出する前に学んできてほしいです。


優秀なタイ人の給与水準は日本人の最低賃金よりも高くなっていることを、もうそろそろ理解してほしいです。そして、優秀なタイ人は優良企業の席を離れません。中小企業で優秀なタイ人を採用しようと思えば、大企業よりも待遇を良くするしか方法はありません。

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これは真剣に言いたいことですが、わざわざ日系の中小企業に就職するタイ人の心を考えるべきです。本当に採用したタイ人を幸せにできるのか?

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タイの日系企業の姑息な給与体系。基本給を低く抑えて手当で手取りを膨らます。例)日本語検定1級の通訳。基本給3万、日本語手当2万、精勤2千、食事2千、等々で合計6万バーツ。これで基本給の掛け率で計算するボーナスは50%程度に節約。せこすぎる!これでは優秀なタイ人が寄り付かなくなる!


ちょっとクサクサしてきたので、ここにローカルフードを置いていきます。 pic.twitter.com/SVB9JUya6P


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タイの人材事情つぶやき

昨日、2人の応募者と面接した。一人は爽やかなハキハキしたタイ人には珍しいタイプの男、上場企業3社でHRに携わる。二人目はリサーチ業界に居て、タマ大卒、チュラ大の院卒、かしこそうな女性。2人共うちで働く意欲があるので即採用。頑張ってほしいと思います。


人材紹介業界に進出して感じる日系企業の特徴。1 安くて良い人材を求める(ほぼ不可能)。2 考えすぎ(先ず採用してダメなら試用期間1ヶ月前に不採用を通知すればいい)。3 基本給を抑え他の手当てで帳尻を合わせる。4 研修教育機会が少ない。これら全て良い人材が集まらない理由です。

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最近のタイ人からは日系企業は給料が安くて昇級や昇進の機会に魅力はなく、教育や研修制度が不満足ととらえられています。「日系企業だから人気あるでしょ、人集まるでしょ?」は昔の話です。日本人採用担当者が考えている以上に今のタイ人の就職イメージは変化しています。

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今、良質なタイ人は給料が良くて、福利厚生や研修制度が整い、昇級や昇進の機会に恵まれたタイの上場会社や欧米企業に就職しています。日系企業の経営者は持ってる古いイメージを変えないと、どんどん置いてきぼりにされますよ。それぐらいタイも成熟してきたということです。

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人材の話が続いたので、このあたりでタイのローカルフードを置いていきます。 pic.twitter.com/Ej1THl83q7


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