恐るべしドミニカ共和国のアカデミーシステム！

今日の中スポにドミニカのアカデミーシステムの特集が掲載されていた。

カリブ海に浮かぶ人口８８０万人の小国ドミニカ共和国。
今年のメジャーリーグの打率トップ１０のうち４人、本塁打ベスト５のうち３人がドミニカ共和国出身というから驚き

ドミニカで第１号のアカデミーを設立したのは日本の広島カープだが、現在はメジャー全３０球団がアカデミーを運営しているそうだ。
選手達の年齢は１７歳から１９歳、単年で契約しメジャーを目指す。

そのアカデミーでの素材の見極め法が興味深い。
打者では
第１　足の速さ
第２　肩の強さ
第３　頭の良さ
第４　ゴロ捕球姿勢の良さ
第５　バッティング

先ずは野球をやる基礎的なものが第１第２に入っている。足の速さとか、肩の強さは練習で伸ばそうとしても限界がある。もって生まれたきたものが重要視される。
ボールをミートする技術とか打球を遠くへ飛ばす力、技術とかが入っていない。

投手は
第１　きれいな投球フォーム
第２　肩の強さ
第３　年齢の若さ
第４　球を放す位置
第５　全身を使ったフォーム

球の速さは入っていない。１７歳できれいなフォームで７５マイル（１２１キロ）なら契約するそうだ。きれいなフォームで投げれば球速ものびるということらしい。

ふるいにかけメジャーと契約できるのは全体の一割ほどということ。
貧困層の多いドミニカの少年達がアメリカンドリームを目指して頑張っている。
ガンバレ！ドミニカ少年！

by daojing（オヤジ）