補殺数減る！

今日の中スポに興味深いデータが掲載されていた。
外野手の肩の強さを示す数字といえる補殺数。

過去三年間の外野手の補殺数（チーム別）

　　　０４年　０５年　０６年　合計
中日　２７　　３１　　２４　　８２
阪神　２２　　２３　　２１　　６６
ヤク　１４　　１７　　２２　　５３
巨人　１６　　２０　　２５　　６１
広島　２５　　２６　　２１　　７２
横浜　２０　　２５　　２３　　６８

福留個人の補殺数
０１年　１
０２年　１４
０３年　１４
０４年　１０
０５年　１２
０６年　７

中日は０４年、０５年と補殺数がリーグトップだったが
今年は巨人抜かれてリーグ２位。
福留個人も０３年以降は減少傾向にあることがわかる。

これは中日外野陣の肩が衰えたわけではない。
ランナー２塁のケースでヒットがでた場合やランナー３塁
のケースで外野フライがあがった場合、相手チームが中日
の外野陣の肩を警戒して無理に本塁に突入させないという
事情がある。特に福留のところに打球が飛んだ場合はほと
んど本塁突入をあきらめている。
補殺数は多ければ多いほど肩が強いというわけではない。

ランナーの本塁突入を外野からの「レーザビームで刺す！」
これは野球の醍醐味であるが、「投げずに止める！」これも
また野球の醍醐味のひとつであるといえる。

by daojing（オヤジ）