2020年の記録
「袋田の滝」は、有名だけあって美しい。
茨城県は広い、もちろん面積的な広さではなく、東京のベッドタウンから山村まで。海も山もある。
日光にドライブに行った翌日、北東に向かった。目的地は、「袋田の滝」。そんなに遠くではないのだが、今までに行ったことはなかった。「袋田の滝」に行く前に同じ大子町にある「月待ちの滝」に寄った。季節が悪かったのだろう、ネットで紹介されているほど美しさを感じなかった。水量が少なく、緑に濁った水・・・・・・。景勝地の写真は、実際より美しくが撮るのがプロ、リアルの感動を素人はなかなか撮れないものだ。蛇足ながら「月待ちの滝」の周囲は、私有地内とのことで、入場料代わりに隣接する「もみじ苑」のかき氷を食べた。
「袋田の滝」は、その名の通り茨城県久慈郡大子町袋田にあり、久慈川支流の滝川上流に位置する。長さ120メートル、幅73メートル、冬は「氷瀑」と呼ばれる、滝が凍結する現象が発生する。「華厳滝(栃木県日光市)」、「那智滝(和歌山県那智勝浦町)とともに日本三大名瀑の1つである。
「袋田の滝」の観瀑施設は、袋田の滝トンネルを進み、エレベータで昇る。それは、それは楽ちんでありがたいのだが、その分、感動が半減したと、まったく我が儘な感想。
「袋田の滝」のある大子町に隣接する常陸太田市にある「竜神大吊り橋」を眺めて帰る。「竜神大吊り橋」は、竜神ダムの上に全長375m、ダム湖面よりの高さは100mに架けられた歩行者専用の橋で、本州一の長さを誇るとか。しかし、天候もイマイチなので、320円の通行料をケチって、橋を渡らず帰路へ。
旅は続く