Being on the Road ~僕たちは旅の中で生きている~

日常の中にも旅があり、旅の中にも日常がある。僕たちは、いつも旅の途上。

美麗的日本和我 (美しい日本と僕)/日光

2021-06-06 19:43:24 | 旅行

2020年の記録

 

憾満ヶ淵の化け地蔵、昼間はともかく暗くなったら怖い。

 

梅雨が明けると8月になっていた。久しぶりに帰宅し、日光へ行ったときの記録。1時間ほどでもドライブは良い。「旅行って、ほんといいですね。」とは、友人の口癖。

 

日光真光教会礼拝堂は、1914(大正3)年にジェームズ.M.ガーディナーの設計で、竣工している。ジェームズ.M.ガーディナーは、立教大学校長として来日し、教職をはなれたあとは、東京に建築設計事務所を開設するとともにガーディナー日光山荘を建てて夏を過すことが多かった。礼拝堂は、ロマネスクに近いゴシックの様式で、外壁は付近の大谷川から採取した暗赤色の安山岩が使われている。

 

日光東照宮、写真をアップしながら申し訳ないが、東照宮周辺をプラプラして帰ってきてしまった。神厩舎の「見ざる、言わざる、聞かざる」や陽明門もスルー。建築物より樹々の緑に圧倒された。

 

大谷川と数万年前に男体山が噴火したときに流れ出た溶岩により形成された憾満ヶ淵。その南岸には、ずらりと並ぶ地蔵群がある。正式名称は「並び地蔵」だが、別名は「化け地蔵」。数えるたびに数が異なり、参拝者を化かすという不思議な謂れから、そう呼ばれるようになった。

 

 

【メモ】

7月末から「Go Toトラベルキャンペーン」が始まった。その後「Go Toトラブルキャンペーン」と揶揄されながらも中断となる年末まで続く。現時点では、再開の見込みはない。旅行そのものが、コロナウィルス感染原因でないとしても、誤ったメッセージを国民に発信したことは間違いないだろう。

 

 

旅は続く