Being on the Road ~僕たちは旅の中で生きている~

日常の中にも旅があり、旅の中にも日常がある。僕たちは、いつも旅の途上。

広州の街角から 第1回(広州)

2021-01-16 20:25:54 | 旅行

2019年の記録

カトリック広州教区で、最も荘厳で特色のある大聖堂と紹介される石室聖心大聖堂

 

3ヶ月弱ぶりの中国。しかし、広州の仕事は、2008年以来。トランジットでも広州に降り立つのは2014年以来である。懐かしいどころか、初めてきた感覚だ。日本人の感覚だと、中国は中国と国単位で考えるが、とても、日本、中国、韓国・・・・といったような国単位では、一括りにできない。仕事も生活も華東(中心地上海)から北と遼寧省(東北三省=旧満州の1つ)だったので、華南にある広州は、別の国みたいなものである。気候も亜熱帯、言葉も広東語(ほとんど聞き取れない)、同じ漢民族といっても小柄で、北の大男(東北三省)と同じ人種とは思えないのである。

東京が、遥か彼方なのと比べると、先週いた石垣島の近いこと、近いこと。

 

仕事で来ているので、あたりまえだが日中はフラフラできない。仕事場(取引先の工場)があるのは、郊外の佛山市で、片道クルマで1時間ほど。休日がないと散歩はできないので、広州到着日早々、部下を引き連れて、石室聖心大聖堂に行ってきた。「中国で教会、意外ですね。ついてきて良かった!」と言ってくれたので、パワハラにはならず。

 

 

石室聖心大聖堂は、1863年着工、25年の時を経て1888年に落成したカトリック教会。聖堂の壁と柱は花崗岩を積み上げて作られている。パリのノートルダム大聖堂の影響を受けたフランス人建築技師によって設計された。

 

1枚目の写真に観光客が写り込んでいるように結構な観光名所で、たくさんの人が観光に来ている。ちょうどミサの時間で、聖堂内には入場できず、目玉のステンドグラスを中から見ることはできなかった。(僕はクリスチャンなので、礼拝に来たと言えば、中に入れたかもしれないが、神様の前では、絶対に嘘をつけない。)

 

 

旅は続く