あだたら高原から、風の便りです!

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人魚の眠る家

2016年03月30日 | 本、映画、ドラマ

東野圭吾の新刊
泣きました。
考えさせられました。家族って、親って、夫婦って!
離婚を決めた夫婦、そんな時、娘が事故により長期脳死の状態となる。
そして親の苦悩がはじまり、家族の協力、親の愛と狂気を描かれ、
最後に娘の死を決断する2人(夫婦)。

作家のテーマである、家族、科学は、脳死延命の倫理性、臓器移植の問題について描かれている。

「過酷な運命に苦悩する母親。その愛と狂気は成就するのか。
愛する人を持つすべての人へ。感涙の東野ミステリ。

こんな物語を自分が書いていいのか?
今も悩み続けています。 東野圭吾」

と、本の帯には書いてあった、これはミステリではなく文学だ。
作家に、読ませていただき、ありがとうございました。

と、自分の立場と置き換えて考えてしまう作品だった。

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (神崎和幸)
2016-03-31 21:05:07
こんばんは。

自分も「人魚の眠る家」読みましたよ。
テーマは大きくて重いと思います。
それに知らないことがたくさんあり勉強になりました。
そのうえ何をもって人の死を判断するのか。それを考えさせられましたよ。
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コメントありがとうございます。 (旦那)
2016-04-01 17:25:02
コメントありがとうございます。
脳死の事など、知らなかった事を学んだ事も確かです。
臓器の移植で救われた命、去りゆく命。命と命の係わりや、生きている人間との係わり、人間の生と死の持つもの。・・・
いろいろと連想させられますね
返信する

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