大聖寺実業高校 学校日記

石川県立大聖寺実業高等学校の学校行事や学習活動等についてお伝えしています。

進路指導室より(1)-今年度の就職状況-

2016年03月14日 | 進路情報

平成27年度の大聖寺実業高校の就職状況について、進路指導担当がまとめ

ましたので、ご参照ください。

-今年度の就職状況-

今年度の求人は表1に示すように加南地区(加賀・小松公共職業安定所管内)受付と

県内(金沢・白山公共職業安定所管内)受付を合わせ、好景気(売り手市場)と言わ

れた昨年度より増加しました。県外求人は2年続けて120社を超えています。

新たに高卒求人される企業や介護職、飲食・販売職、事務職で若干の増加が見られました。

表1 本校の求人会社数の推移

求人会社数

加南地区

 

県内

 

 

 

対前年比

 

対前年比

27年度

99

10.0%

80

14.2%

26年度

90

11.1%

70

32.1%

25年度

81

12.5%

53

39.5%

今年度は就職希望者が75名(学年の約7割)で例年より少ないにも関わらず、

先述したように求人数が多く有難い状況でした。求職者75名全員が内定を頂き

昨年同様内定率は100%に達しました。職種別では表2に示すように機械等の

製造分野に58%内定しました。また就業予定地別では加賀市が48%を占め

昨年度(43%)より増加しています。インターンシップ、デュアルシステムに

参加した生徒がその企業へ内定した人数は8名となりました。

表2 平成28年3月卒業者の職種別就職内定先

職 種

製造

(機械・繊維等)

観光

サービス

運輸

電気

情報

事務

金融

建築

製造(食品)

医療

介護

美容

理容

販売

内定人数

44

 

「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の

3つの能力(主体性・働きかけ力・実行力・課題解決力・計画力・創造力・発信力・

傾聴力・柔軟性・状況把握力・規律性・ストレスコントロール力の12要素)から構成されており、

「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、

経済産業省が提唱しています。企業や若者を取り巻く環境変化により、「基礎学力」

「専門知識」に加え、各能力要素の意味を正しく理解し、それを意識しながら考え、

行動することが重要になります。