ひな菊の丘から

母娘タイ食いしんぼ旅ー1日目ー

4日間の休みをようやく取った娘とふたり旅。彼女とは大学受験前の夏に出かけたのが最後、なので10年も前か。海外へは一緒には一度も行ったことはない、しかも行先はタイ、英語なんてほぼ忘れてる。(もともと喋れたわけでもない。)さて、大丈夫なのか、の不安の方が多い母。でもとにかくタイ料理が好きすぎて大学3年間ホールとキッチンでバイトしてた娘は嬉しくて楽しみで毎日浮ついてた。

航空券とホテルだけを予約したのだが、このおんぼろPCではなかなかうまくいかなくて、旅行社へ出向いたり、カード会社に確認の電話を入れたり、もうそれだけでテンションが下がってしまった時期もあったけど、出発当日になればそんなことは言っていられない。直行なら6時間ほどで到着するバンコクへ、少しでも安く行こうとシンガポール経由のルートを予約した。関空までは、南海のラピートで。前の職場は花園町だったので、出勤途中に何度も見ていたけど、乗るのは初めて。座席予約はムスメの仕事。(今回はモバイルチェックインとかWi-Fiの予約とか、その辺りは全部彼女にやってもらった。助かった)

特急料金払ってるのに、なんでこんな横揺れするん?な南海電車。駅についてゴミを捨てようとしたらゴミ箱が全部塞がっている。なんと!そうか、広島サミットの当日だった。久しぶりの出国手続きがあまりにも簡単で拍子抜け。本当は一緒に行きたかった上の娘が「顔認証やから一瞬やで」と教えてくれたのだが、ほんまに一瞬やん。彼女たちの仕事も楽になったのだろう。

諸々の手続きもサクッと終わったので、簡単に朝ごはん。だるまのカツサンドなんてあるんや。

乗る飛行機はこれ。かれこれ40年近く前、新婚旅行の帰国時、オーバーブッキングか何かでビジネスクラスにグレードアップしてもらったのがシンガポール航空だったので、親しみを感じていた。

その機の向こうにはこんなのが。バツ丸くん。

座席は翼のすぐ後ろ、でもきれいにこんなのが見えた。

機内食はビーフかチキン、と言われたので、娘が両方ひとつずつ、とふたりを指さして言ったのだが伝わらなかったらしく、「こいつら英語わかれへんねんわ」と思われたのか、その後のCAさんの扱いはとても雑なものだった。ちょっと悔しかった。あと、前の席のインド系の親子の子どもが、長時間に疲れたのか飽きたのか、怒りながら座席をドンドンと叩くのでちょっとイラついた。そんな子に全く諫めようとしない親にもムカッとしたけど仕方ないのかな。

チャンギ空港で乗り継ぎ。みんなから脅されていた。チャンギは広いよ、乗り継ぎは走らないと間に合わないかもしれないよ、と。幸いなことに到着が少し早かったのと、同じターミナルだったため、自分の足で稼いで間に合った。その代わり汗だくになったけど。

次のフライトは2時間ほどなのにここでもまた機内食が出た。さっきは赤ワインで食べたけど、今度はハイネケン。かわいいサイズ、軽食という感じか。

到着はほぼオンタイム。降機に少し手間取ったけど、入国手続き、荷物受け取りがすんなり進み、迎えに来てくれているはずのKがさんへ連絡すると、「えらい早いですね、今向かってるけど間に合わへんかも」という返事が来た。とりあえず、言われた出口から出て、待ち合わせ場所に着き、目の前にローソンがあったのでそこを冷やかして、会う前にトイレに行っておこう、と思って入ったトイレで、こちらも迎えに来てくれているカズちゃんと遭遇!え?ここ大阪?って感じでビックリした。うまく会えたので記念撮影。

彼らと一緒にホテルまで向かい、まずはチェックイン。旅行社のお勧めプランの3番目位に出てきたホテルで、今考えたらゼイタクしたな、と思うけど、何度もないことだし、いっぺん位こんないいホテルに泊まるのもいい体験になるという気がする。(なんせ、各地のフェスに出かける時はふたりで7,000円とかのホテルなので)

入口。右は鏡、左には両開きのクローゼット。中にはアイロンとアイロン台もあったので、ハンカチとかは洗ってアイロンで乾かした。

ベッド。予約票にはシングルベッド1台、とあったので、ふたりで引っ付いて寝ないといけないのかと思ってた。

お風呂と

トイレ

このドアの手前にリビングっぽい空間がたっぷりとってある。

とりあえず、荷物は全部放り出して、この地最初のご飯に。待ってる間にホテルスタッフに聞いてくれたそうで、徒歩圏内に彼女がバイトしてた店の本店があるので、そこに向かうことになった。

このホテルの界隈は、元は日本人商社マン等がたくさん駐在していて、日本人相手の店がたくさんあるらしい。そして夜は屋台の店もたくさん出ているし、マッサージが花盛り。かなりの繁華街となる。大麻売ってます、とかも書いてあった。

これはオブジェではなく電線が山盛りになっている。こんな光景はいたるところにある。

道の表面はガタガタで、たまに穴が開いてるらしい。私は足をくじきやすいので気を付けないと危ない。

こんな店、難波にあってもおかしくないよな。

到着、マンゴーツリー(東京駅構内にもある。娘のバイト先はグランフロントの地下だった。)

彼女のバイト先はカジュアルでメニューも少ししかなく、ファストフードに近い店舗だったが、やはりちょっと格調高かった。乾杯写真、いつものと

カズちゃんが撮ってくれたもう1枚

実はメニューは選んでもらったので全然覚えてないし名前もわからない。Kがさんかカズちゃんに突っ込んでもらおう。肉団子みたいなの。ミントの葉と皮をむいた胡瓜はデフォルトか。

これはわかる、ヤムウンセン。春雨のサラダ。ハーブとピーナッツが効いてる。

葉っぱに包んだ

グリルした豚に甘い酸っぱい辛い系ソース

ソムタム(青パパイヤのサラダ)、上にかかってるのは鰹節かと思ったがココナツだった。

ビールはタイのものを順番に。シンハー、チャーンときてリオ

お腹いっぱいで外に出たら、店員さんが挨拶に出てくれたので、Kがさんが「彼女は大阪のこの店で働いてた。」と話してくれた。娘は「カオマンガイ作ってました」と話して嬉しそうだった。

帰り道で見つけたものたち。

この国では7-11は至る所にあり、とりあえず帰り道にもあったので、一応表敬訪問して、なんだかわからない飲み物とビールを買った娘。これでこの日は終了、歩数13,155。

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