ひな菊の丘から

東京の休日1日目(午後の部)

上野公園に戻って、銀杏がきれいやねえ、と上を眺めながら歩く。広い公園、休日なので人の数は多いけど、広さに紛れてあまり気にならない。不忍池を突っ切って、この日の二つ目の目的地(ここは夏に来た時行けなくてリベンジしたかったところ)へ。

スカイツリーが見える。


後で教えてもらったことだが、100年前の震災の大火災を教訓に、火に強く燃えにくい銀杏が街路樹に採用されているそうだ(脇締くん、ありがとう)それに、東京都の木は銀杏。やはりあちこちでとてもきれいだと感じた。


今回動物園はパス


バリダンス踊ってる人がいた。



桜?


やっぱり銀杏、銀杏



浅草ジャズコンテスト、確かこれって、うーこ先生や日田のみどりちゃんが賞取ったコンテストやん。



そして、到着したのは、旧岩崎邸庭園、東京で前回驚いたこと。シニアは200円で美術館博物館に入れるの、大阪ってそんなところあったっけ?で、今回も期待してたら、ここは200円だった。


重厚な門


ここは馬車道


岩崎邸というのは、岩崎弥太郎の息子、久弥が建てた立派なお屋敷。撮影NGだったので目に焼き付けてきたが、ほんとに昔のお金持ちってなんぼほどお金持ちなん、っていうぐらい豪華な建物だった。


この本宅の他に、清澄庭園、六義園も彼が東京都に寄付したらしい。桁外れなお金持ち。

側面から見たお屋敷、室内の見学もできるし、二階のバルコニーから庭を眺めることもできるのだが、この日は土曜日、平日ならそこから写真が撮れたらしい、残念。



これは別棟になっているビリヤード室。なんと、母屋から地下道で繋がっていて、雨が降っても濡れずにビリヤードしに行けるらしい。え?屋根付けたらええんちゃうん?というのはビンボー人の考えか。




洋館から繋がっている和館、(わかん、っていう言葉はないのかな。)



広い広いお庭でも紅葉がみられた。


遠くの高層ビルを見ると、あ、ここは都会なんやった、って気づくぐらい忘れてのんびり空間を楽しんだ。



見どころは庭園なので、庭園の写真も載せておこう。






ここへ向かう、という話をしたら、午後から時間が取れるので、私が予定していたドイツパンの店へご案内しますよ、と秋葉原のヌシから連絡があった。で、ここで待ってたらやってきた。いつもほんっとにありがとう。私がアテンドをお願いした後、色んな人が彼を当てにするようになった気がする、忙しいのにごめんね。


相方とは久しぶりの再会、



なんか、風情のあるおうち、わざわざ戻って撮る。



まずはすぐ近くの湯島天神へ



女坂


何か文字が刻んである。



せっかくやから、とお詣りする相方。私とキムタツは横で見てる。



誰やったっけ?落語家さんが通う天ぷら屋さん




東京の段差



実盛坂だって



お喋りしながら次はパン屋さんへ。


二度目なので何とかひとりで来ようと思ってたけど、結局連れてきてもらっちゃった。



これは何の形?


神田明神の鳥居のところにあるお店、地下に麴室があるらしい。



そのお店のお神輿がガラスケースに。


鳥居をくぐって


この行列、さすがに相方も並ぶのはやめたようだ。



葦毛の神馬がいるのは知ってたけど、ふと見たら「散歩中」の札が出ていた。でもちょうど今から出かけるところだったようで






行ってらっしゃ~い。
ぐるりと裏を回って、銭形平次の碑とかも見て戻ってきたら、会館の前に和傘を持った巫女さんが立っていた。手前には衣冠束帯の人たちが。


これは間違いなく結婚式だな。おお~おめでとうございます。


え?神主さんかと思ったら違うんや。雅楽隊?手前のお姉ちゃん、カッコいい!笙やんね。



後で色々想像してた、この人たちは音大の雅楽専攻の人たち(確実に卒業生っぽい人もいた)で、結婚式の時だけバイトで入ってるんやろか、と。
花嫁花婿を先頭に、本殿の中に入っていく長い行列



結婚式を見たからいいことあるかもね、なんて言いながら、喫茶店に入ろうとしたらいっぱいだった。古いガラス戸がいい感じのお店やったのに残念。


仕方がないので徒歩でウロウロ。



秋葉原まで来ちゃった。これは去年連れてきてもらった、赤津加のメニュー表。表に出ていた。去年はランチだったのであれこれいただけなかったなあ。


オタク街の真っただ中に来てしまって、雰囲気のよさそうな喫茶店は皆無、仕方がないので銀座ライオンに入る。



ライブ演奏前の人がいるので、1杯だけやで、とカンパイする。アテは少しにしておく。


てくてくとだいぶ歩いたので、座ってお喋りはありがたかった。久しぶりにキムタツと会えて、相方も楽しそうだった。



短い時間だったけど、お付合いありがとう、メトロの神田まで送ってもらって、リベットやら万世橋の話やらして彼とはお別れ。私たちはまずチェックインしてからライブ会場のロッキートップへ向かう。

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