ひな菊の丘から

昭和レトロ家電@くらしの今昔館

もしかしたら大阪で一番好きかもしれない場所、くらしの今昔館へ行った。

そもそもの事の起こりは、毎朝時計代わりに付けているTVで昭和な家電が写ったこと。

あれ?これは私のミニチュアコレクションにあるのと同じものだ。

そうなんや、これは朝専用の調理家電なんや。左のフライパンで目玉焼きを、右の鍋でミルクを温めて、魚焼きみたいなグリルでトーストを焼く、らしい。

知ってる物も、知らないものも、昭和な家電はとても面白い。そうか、大好きなあそこでやってる企画展なのか、じゃ、行かねば。

という訳で梅田からてくてく歩き天神橋筋六丁目、会場に到着。

長いエスカレーターを降りたら、

人間国宝、故桂米朝さんの声でなにわのまちの案内が

ひとつ階を下ると江戸時代の街並み。この日は小学生の社会見学御一行様と一緒になった。そういえば、市内の小学校、3年生だったかな、ここに来るのがお決まりだった。

ここは何度も来てるので写真もいっぱい撮ってるけど、ついつい撮ってしまうのだな。

中のビデオは見ないで出ちゃった。

表具屋さん

小間物屋さん

災難除けのお札

何屋さん?

こんなものを商う

唐高麗物 

輸入品を扱っているのか。

呉服屋さん、奥に帳場が見える。

薬屋さん

天水桶

次女が大好きだった犬、もちろん動かない。

裏長屋へ向かう。四畳半一間

台所

火の見櫓

このトイレを使わないでください、と書いてあったような気がするが、今回は近くで見なかったので確かかどうかわからない。

このフロアは終了、階段へ向かうと突然現代へ戻った。

令和から明治時代へ。陸蒸気、大阪ステンショから西へ。

心斎橋、洋館のベランダは物干しと思われていたらしい。

天神祭り、これだけこの文字がいっぱい並んでると不思議な気がする(私の旧姓)

昔の街並みのジオラマ

これはしゃれている。

堺筋

空堀通、この通りの散髪屋の娘の生涯を通して住宅の変遷が語られる。語りはやさしい大阪弁の八千草薫さん

散髪屋さんの内部、頭をなでられている子が主人公かな。

バス住宅は市営住宅だったらしい。

恋人が訪ねてきた時のバタバタの様子、薪が置いてあるってことはお風呂?いや、それは狭すぎるか。煮炊き用かな。

近所の子がたらいで行水している。お父さんは鶏を絞めようと追いかけまわしている。

ちゃぶ台にはちゃんと5組の食器が並んでいるので、ご飯一緒に食べるんかな。

台所は外、一間きりなので、片付けに専念している、いや、途中で本を読み返している兄。

ほんまに1台のバスに一家四人が住んでたんやろか、ちょっと試してみたい気もする。

床にある大阪の地図、私の職場の辺りはこんな感じだったか。

古市の団地が当たって、移り住む娘夫婦と、そこへ訪ねて来る兄一家、両親。

機能的な台所に驚愕する兄嫁、コンロが懐かしい形。

テレビが来た日だったようで、お爺ちゃんと孫はその前に正座。

洗濯機は置き場所がなくてベランダへ。そうそう、脱水はぐるぐる回していた状になって出て来る衣類。

昭和な団地、私も40年代に5階建ての団地に住んでいたので、色々懐かしく思い出したり。

そして目的地、企画展。こちらは撮影禁止だったので、しっかり頭に入れて、帰宅後、図録で改めて楽しんだ。

お昼には少し早い時間だったけど、せっかく天六に来たのだから、と『らんぷ亭』に行くことにした。

既に3組ほど並んでたが、急ぐ旅でもないので外でぼんやり待ち、この日のランチ、トルコライスをいただいた。AとかBの定食もおいしそうだったな。

この日もいい休日だった。帰って、ムスメに話したら、「それやったら私も行きたかったのに~」と怒られたけど、あんた寝てたやん。

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