「ミナルディF1チーム」の応援サイトへようこそ!・・・と言うわけで今日は、延び延びになっていたある弱小チーム、ミナルディのお話。
私はこのミナルディという、イタリアの老舗の小さなチームを毎年追っかけています。
今ではF1に残った唯一のプライベートチームがミナルディです。
大きな自動車メーカーのエンジンを積むチームが数多くいる中で、
小規模チームのミナルディは、そんな自動車メーカーエンジンなんて積めません。
ビッグスポンサーはおらず、地元企業を中心とするたくさんの企業から応援されています。
ですから強豪チーム、ましてや中堅チームにも遠く及ばない少ない予算で、
毎年ビリで踏ん張る「弱小チーム」です。
1985年のデビュー以来、GP出走360回以上の中で、デビュー以来優勝もナシ。予選1位もナシ。最高位は4位で表彰台経験もない。
弱小がゆえの宿命ともいえる、毎年のように突きつけられる「撤退」の二文字。
しかしそれでも長年続けてきたのは、チームスタッフが「F1ファン」である事に他ならないでしょう。
困難は付き物。毎シーズン毎レースが困難の連続だけど、時に訪れる幸運のためにレースを続けている、
と語ったのは、チーム代表のポール・ストッダート氏。
他のチームのマシンより4~5秒も遅いから、予選はいつも最下位と最下位の一つ前。
しかし、決勝レースは完走できるくらいマシンは丈夫である。
だから完走9台とかの過酷なサバイバルレースになれば、入賞の可能性が出てくる。
現に昨年は、完走8台のサバイバルレースで見事8位。
お見事な入賞を果たし、願ってもないポイント1を獲得した。
最下位完走だって8位は入賞順位。
こんなお祭りのような興奮と、奇跡のような幸運の喜びを味わいたいがために、
情熱だけでF1を続けている。
私は、そんな情のあるチームが大好きだ。
F1を初めて見た中学生の頃から・・・。
今年は、ミナルディの周りを囲む空気が、いつもと少し違う。
いつものように、慣れ親しんだ3年も4年も前のマシンを使っていた今年の開幕当初。
やっぱりいつものビリが定位置だったけど、最近はスタッフの目も違ってきた。
4年ぶりの新車がデビューしたのだ。
まあ貧乏だからとりあえず2台。レース用に。
そして、新車投入に合わせて、使うエンジンもグレードアップ。
おかげで最高速は、あのホンダとちょっとの差までになった。これは驚くべき事。
そして長年お付き合いしているエンジンメーカー「コスワース」と来季の継続契約も結んだ。
今レッドブルというチームも「コスワース」を使っているが、
レッドブルは来年フェラーリエンジンを積むことになったため、来季はコスワースの「独占供給」。
コスワースもミナルディとのパートナーシップを喜んでいるため、風は明らかに「追い風」に変わった。
ミナルディは新人発掘も積極的、かつ有望な若手を見つけるのがとてもうまい。
そのためミナルディ卒業生は蒼々たる面々。
今は強豪チームに所属するフェルナンド・アロンソや、ヤルノ・トゥルーリ、
マーク・ウェバー、ジャンカルロ・フィジケラなど多数のドライバーが、ここでルーキーイヤーを過ごしている。
今年のドライバー、クリスチャン・アルバースとパトリック・フリーザッハーの二人もとても有望。
パトリックの方がタイムは速いが、クリスチャンは粘りの走りができる。
どっちが先に入賞するかと問われれば、データ的にはパトリックかと思われるが、
私は、チェッカーまで残れる走りができる、クリスチャンの方と見る。
入賞の話をしてしまったが、入賞の道はいつものように険しい。
「時に訪れる幸運」の助けを、今年も借りることになるだろうが、
今年はいつもと違う。確実に今年は「もしかして戦えるかも」というところにいる。
サバイバルが予想される、6月のカナダとアメリカ。9月のベルギー辺りが狙い目。
先日のモナコも狙いだったが、完走14台と例年になく「普通」のレースになってしまった。
でもクリスチャンが14位完走。ようやく初めて新車で完走できた。
貴重なレースデータが取れたので、ある意味有意義なレースだった。
また今年も、トップチームの話題をスルーして、
ミナルディの結果を気にする私がいます。
ガンバレ!ミナルディ。
私はこのミナルディという、イタリアの老舗の小さなチームを毎年追っかけています。
今ではF1に残った唯一のプライベートチームがミナルディです。
大きな自動車メーカーのエンジンを積むチームが数多くいる中で、
小規模チームのミナルディは、そんな自動車メーカーエンジンなんて積めません。
ビッグスポンサーはおらず、地元企業を中心とするたくさんの企業から応援されています。
ですから強豪チーム、ましてや中堅チームにも遠く及ばない少ない予算で、
毎年ビリで踏ん張る「弱小チーム」です。
1985年のデビュー以来、GP出走360回以上の中で、デビュー以来優勝もナシ。予選1位もナシ。最高位は4位で表彰台経験もない。
弱小がゆえの宿命ともいえる、毎年のように突きつけられる「撤退」の二文字。
しかしそれでも長年続けてきたのは、チームスタッフが「F1ファン」である事に他ならないでしょう。
困難は付き物。毎シーズン毎レースが困難の連続だけど、時に訪れる幸運のためにレースを続けている、
と語ったのは、チーム代表のポール・ストッダート氏。
他のチームのマシンより4~5秒も遅いから、予選はいつも最下位と最下位の一つ前。
しかし、決勝レースは完走できるくらいマシンは丈夫である。
だから完走9台とかの過酷なサバイバルレースになれば、入賞の可能性が出てくる。
現に昨年は、完走8台のサバイバルレースで見事8位。
お見事な入賞を果たし、願ってもないポイント1を獲得した。
最下位完走だって8位は入賞順位。
こんなお祭りのような興奮と、奇跡のような幸運の喜びを味わいたいがために、
情熱だけでF1を続けている。
私は、そんな情のあるチームが大好きだ。
F1を初めて見た中学生の頃から・・・。
今年は、ミナルディの周りを囲む空気が、いつもと少し違う。
いつものように、慣れ親しんだ3年も4年も前のマシンを使っていた今年の開幕当初。
やっぱりいつものビリが定位置だったけど、最近はスタッフの目も違ってきた。
4年ぶりの新車がデビューしたのだ。
まあ貧乏だからとりあえず2台。レース用に。
そして、新車投入に合わせて、使うエンジンもグレードアップ。
おかげで最高速は、あのホンダとちょっとの差までになった。これは驚くべき事。
そして長年お付き合いしているエンジンメーカー「コスワース」と来季の継続契約も結んだ。
今レッドブルというチームも「コスワース」を使っているが、
レッドブルは来年フェラーリエンジンを積むことになったため、来季はコスワースの「独占供給」。
コスワースもミナルディとのパートナーシップを喜んでいるため、風は明らかに「追い風」に変わった。
ミナルディは新人発掘も積極的、かつ有望な若手を見つけるのがとてもうまい。
そのためミナルディ卒業生は蒼々たる面々。
今は強豪チームに所属するフェルナンド・アロンソや、ヤルノ・トゥルーリ、
マーク・ウェバー、ジャンカルロ・フィジケラなど多数のドライバーが、ここでルーキーイヤーを過ごしている。
今年のドライバー、クリスチャン・アルバースとパトリック・フリーザッハーの二人もとても有望。
パトリックの方がタイムは速いが、クリスチャンは粘りの走りができる。
どっちが先に入賞するかと問われれば、データ的にはパトリックかと思われるが、
私は、チェッカーまで残れる走りができる、クリスチャンの方と見る。
入賞の話をしてしまったが、入賞の道はいつものように険しい。
「時に訪れる幸運」の助けを、今年も借りることになるだろうが、
今年はいつもと違う。確実に今年は「もしかして戦えるかも」というところにいる。
サバイバルが予想される、6月のカナダとアメリカ。9月のベルギー辺りが狙い目。
先日のモナコも狙いだったが、完走14台と例年になく「普通」のレースになってしまった。
でもクリスチャンが14位完走。ようやく初めて新車で完走できた。
貴重なレースデータが取れたので、ある意味有意義なレースだった。
また今年も、トップチームの話題をスルーして、
ミナルディの結果を気にする私がいます。
ガンバレ!ミナルディ。
ところで、ミナルディは昔、無理して赤い跳ね馬エンジンを積んでから歯車が狂ってきたようなきがしませんか?
でも今年は、久し振りに勝負してポイントゲットできそうな予感がひしひしとしているTOMOねこ車体研究所です。
では。
コメント頂きありがとうございます。
ご指摘の通り、跳ね馬エンジンが狂いの原因なのは同感です。まあ結果論なんですがね。
跳ね馬とはいえ、型落ちのエンジンでしたもんね。
ただ、上位を食える能力はないにしろ、中堅チーム間では上に名を残しておきたかったですね。
そういう意味では、跳ね馬去った後にランボルギーニを積んだ(積めた)時に、何も残せなかった事が大きいですね。
今年は、久々に勝負ができるかもしれない年です。ポイントゲットと言う意思が統一されているミナルディは、ゴタゴタ続きのライバル、ジョーダンよりは上にいってほしいと願うばかりです。