宝物

ある方からある宝物をもらった。別にどこかに行ったお土産…とかいう物ではない。
これからも一緒に仕事をするし、
これからもさらに迷惑をかけるかもしれない。
なのに、「今まで一緒に仕事をした事を何か残したかった」と言われた。
さらに、「職種が変わるから少しでもカッコ良いボールペンを使え」と。
そんな彼は、ごく普通のボールペンを使っているのに…。
頂いてから一週間。いまだ素直に感動している。
お礼の言葉があまり見つからない。
良い言葉が見つかるまで、月並みすぎる言葉でどうかご勘弁を…。
「ありがとうございます。」

職種が変わって早や８カ月。
いろいろあった。本当に大変だった。
しかし確実に良い経験にはなった。新たに知る事がたくさんあった。
もちろん良い人にもめぐり会えたとも思う。
８カ月しか経っていないが、また職種が変わる。
偉くなるわけでも何でもないし、位が上がるわけでも何でもない。
ほぼ今のまんまだが、ちょっとだけ人をまとめる係に変わる。
こちらがまだ学ぶべき未熟さなのに、一体何ができるか不安だ。
ただ一生懸命に、ひたむきに、サボらず休まず、走り続けるしかない。

これはフットサルで学んだプレースタイル。
まさにこれが私のプレースタイルである。
フットサルでも仕事でも、不器用で要領の悪い私にはそれしかできない。

職場のみなさん。
どうかこれからもよろしく。
ひとまず一生懸命がんばってやります。
ボールペンもプレゼントしてもらっちゃったし…。
あまりに肌身離さず持ち歩くもんだから、みんなには笑われた。
笑うがいい。
私はこれでいいのだ。
離さないから、これでいいのだ。