４月、新しいスタート

４月１日。

日本は４月がスタートという風習である。
カレンダー上、もう４ヶ月も過ぎていると言うのに・・・。
海外は１月スタートってのが多いみたいだ。
「４月スタート」は日本独特の風習である。
テレビ番組の改編もそう。
会社の人事異動や組織変更・名称変更もそうだ。
さらには新入学・新入社・・・などなど。
止まらずに流れる時間の中、毎年これだけは不変である。
この風習に沿って、実に色々な場面で色々な新しい事が始まる。

私も職場でも、私の所属部署が変わった。
やることは同じ「営業」だし、働く場所も同じである。
ただ新しい部署での机になった。
本当に今まで以上に色々な方々に支えられて、この場に立っているという事。
その心から感謝を基に、新年度をまた新たな決意で望みたい。
一日でも早く恩返しができるように…。

さて４月１日。
新スタートの前の息抜きと言うべき「エイプリールフール」である。
また今年も、世界各国で様々な「嘘」が展開されている。
例年通り各新聞やネットにも「嘘記事」が多数掲載されたようだ。
年を追うごとに「参加」をするサイトが増えている。
私は毎年思う、こういうお遊びは必要だと思う。
新聞などのいわゆる「媒体」と言うのは、とかく堅物っていうレッテルがある。
実際新聞なんかを読んでいる若者は、一体どのくらいいるだろう。
我が社の若いもんだって、読んでいるのか読んでいないのかわからない。
恐らく読んでないぜ。
こういうちょっとした、罪にならない程度のお遊びは大変面白いと思う。
媒体に対して、「面白い」と感じてくれたら嘘をつく「意味」が生まれる。

今年もヤフーをはじめインターネットサイト業界も、
まぁ面白い特集記事を書いている。
この日くらいは、「真面目に嘘をついていみよう」。
嘘をついても良いって事はないが、この日ばかりは「嘘も方便」である。
悪気の無い「クリーンな嘘」は、許される範囲内でなのでは・・・。
人を悲しませたり、傷つけたり、悪事に至る、悪気のあるブラックな嘘は、
つきたくないし、つかないでもらいたい。
よく世間を賑わしている、大人のブラック具合は言語道断である。

今年も言わせてもらうが、北海道新聞さんへ。
去年同様、今年も「参戦」しませんでしたね。
あの面白い記事、まだ記憶に残っている。
来年こそ、またやってみませんか？
だから、お堅い頭は捨てなきゃダメなんだってば。
こういうお遊びを真面目にしてこそ、その力量と器の大小がわかる。
苦情がきたのか、反響の大きさに戸惑ったのかはわからないが、
来年、また期待している。

私も去年同様、真面目な嘘を当ブログに掲載してみた。
日付が日付と言う事で、どうか寛大な措置を・・・。
ここで、実際の記事内容と部署異動は関係ありません事を付け加えておきます。
どうかあしからず。

嘘を書いているとは言え、気持ちの良い痛快な気分でした。
しかし、何名様かは個人的に驚きのメールをいただきました。
ちょっと罪の意識・・・。
ブラック過ぎたかな。
３年前、おととし、去年のような「ありえない嘘」の方がよかったか。
今回は真面目すぎて、ご迷惑をおかけしました。
来年以降、気をつけます・・いや、また考えます（笑）。
いずれにしろ、毎年楽しめるようになってきた「エイプリルフール」である。
来年もお楽しみに・・。