Que sera,sera ~しゃべって・笑って・10番の一日~

ナンデモイロイロしゃべりましょ!ケセラセラと笑いましょ!明るい明日が来てくれるように!

観戦もひと苦労

2005-06-02 13:49:23 | おしゃべり日記
今日は珍しく仕事が早く終わった(いや、終わらせた)ので、今季初の野球観戦に出掛けました。日ハム対巨人。大変楽しい観戦でしたが、ちょっとクタクタになった試合でした。

着いたのは19時半頃。早く着きたいがために急ぎ足でドーム着。
ドームまでの道を、あんなにマジになって歩いたのは久々。おかげで汗だくです…。
ドーム内に入ってすぐに熱気を感じた。今日は結構入っているな、との予想で三塁側外野席行きの階段を登る。
案の定、人・人・人。人だらけの通路をやっと抜け、やっと席につけた。座れたのは奇跡なくらい。
汗がダラダラ。汗だくな顔を上げ、ふと対面の一塁側を見た。
日ハム三塁側はこんなにも内外野共に一杯なのに、巨人一塁側はガラガラ。
巨人側外野だって席の余裕が見えたくらい。
先日のテレビ。円山の試合で見た、日ハム客七割は本当で、
北海道では圧倒数のあの巨人でさえ凌いてしまった。これはすごい。
北海道の野球文化も明らかにかわりましたね。
しかし他球団に比べたら、やはり相当数。まだまだ北海道には巨人ファンが多い。

その巨人ファンを喜ばせたのは、8回の二岡の逆転ソロホームラン。
そのホームランは、見事私の右となりの席に着弾しました。これにはびっくり。
来るぞ来るぞ、と構えていた。取ってやる!って。
周りの人たちはみんな避け逃げた。私はジーザス野球練習の成果をここで…と勇んで構えてみた。
ついに来た!取るぞ!
あわよくば、一度席に当てて、跳ね返ったのを取ろう!

打球はバァーンと大きな音を立てて隣の席に直撃。
ここまでは想定範囲内。しかし弾かれた球はそのままグラウンドへ…。

その時私は…。
想定範囲外の打球の伸びと、席に当たる音にびっくり。
何もできずボーッと立ち尽くしてしまった。とても取れなかった。何もできないもんですね。

勇んだ割には、生涯の記念を取り損ねた。
口の悪い悪友には、「オマエらしいな…」と一言グサッ。
恥ずかしい…。

試合は劇的。9回にセギノールの同点ホームランが出て、敗色濃厚だった日ハムは歓喜の渦。
延長突入後も見せ場はつくるものの、あと一本が出ずに二日連続のドロー。
終わったのは連日の23時。家着いたのは0時を過ぎていました。
仕事後の観戦、次の日も仕事という上で、今回の観戦はクタクタになってしまいました。

ただ、あの雰囲気の中でのビールはすごくおいしい。
普段から酒を飲まない私でもそう思うのだから、このおいしさは最高でしょう。
私としては、ヘタにどこかに飲みにいくよりは、ナイター観戦の方が断然いい。
かかる金額も大体一緒。
会社帰りのナイター。都会のサラリーマンを満喫です。

考えてみたら、昔では有り得ない事ばかりです。
会社の帰りにフラっとナイターに行く。
北海道に野球チームができた。
圧倒人気を誇った巨人をも凌駕するほどの、北海道チームの応援一色で球場は満杯。

改めて思った、北海道の野球文化も変わりました。
野球というスポーツの捉え方も変わってきたかもしれない。

そんな風に思いながら帰る、夜の地下鉄。
ここで一句。

取り逃がす、ああホームランボール、ホームランボール。



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