失う事への勇気

３日間、夢を見ておいてよかった。
心から、今日そう思った。
あそこで夢を見ずに、普通の日々を送っていたなら、私は今日ヤバかったかもしれない。

今日は、とても嫌な事が連続して起きた。
厳密に言えば、朝の１０時から夜の１２時まで起きたと言っても過言ではない。
仕事も私事とも全てにおいて・・・。
現在も悶々としている。
せっかくあった良い事も、些細な事に見えてしまうし、無かった事のようにすら思える。
それほど今日は集中した。寂しい限りである。

帰ってきたら、古田監督の退任＆引退会見がやっていた。
先日は、安部総理も退任会見をした。
彼らは自ら職を辞した。
そこで思う。
私は何を恐れているんだろう？
きっと失う事を恐れているんだろう。
たぶん今の私は、守りに入っている。

でも、
「失ったっていいじゃないか、別に。
どんどん失えば良い。
人間のキャパシティは決まっているのだから、無用なものは捨てなければいけない」。
と、ノーベル賞作家の江崎玲於奈さんが言っておられる。

「人間は致死率１００％の病を負っている。
明日死ぬかもしれないと思って、一日を意味深く生きよう」。
と、サッカー仲間のえぬさんも言っておられる。

失う勇気も時には必要だと言う事か・・。
意味深い哲学的な結論にたどり着きそうだが、少し考えてみたいと思う。