「木曜日にはココアを」 青山美智子！

2017年8月発刊の愛知県出身の青山美智子さんのデビュー作の「木曜日にはココアを」！

短編12作だが、各々の登場人物が次に次にと登場してくる。とにかく超オーソドックスな流れでわかりやすいし、とにかくテンポがいい。だから流れるように読み進まられる。まるでBGMや洒落た雑誌のように心地良いんだよね〜。
内容的にもこんな親父には似合わないような洒落ていてすごくまったりする？場面は東京とシドニーなのだが、どちらの話もホント肩肘張らずに読める。これが青山さんの上手さなんだろうね？さりげない実力を感じる。
より女性の方が感情移入できるのだろうが、こんな親父でもなんだろうすごく爽やかな余韻を味わえたって言うのかな？悪くない。いやっズバリ面白かった！今後の作品より期待したいものだ。