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日々是楽!(Enjoy it every day!)

「ハンチバック」市川 沙央

第169回芥川賞受賞作の衝撃作っていったらいいのか?とにかく評価は人それぞれかなり分かれるだろう・・・障害者の激しい本音が爆発した問題作。それが市川 沙央さんのハンチバックだ。

自身が障害者であることから障害者初の芥川賞受賞ということで、メディアにも多く露出されたが、反してテーマは暗く重い・・・障害者の性の問題だ。ハンディキャップの中悩み、叫び、夢と遠ざけられていた本音がぶちまけられている。そういう意味では確かに問題作だ。但し、話題性と内容と個人の感想はまるで別。
こう言ってしまうと誤解されてしまう可能性あるので怖いが、自分的には何が面白いのか?全く響かなかった。なんでこんなに評価高いの?はっきり言って半分官能小説じゃん?

他人と同じようにSEXし子供を宿したい・・・ここまではすごく当たり前で同感だが、その後、自分の意思で堕したい?って何か命ってものを軽くみていない?何だか自分はこのコメントで全て冷めてしまい、全く同調できなくなった。こうなるとあとはチープな官能小説に成り下がってしまい、全く面白くない。
パンドラの箱のような話題に挑んだことは認めるが、自分的にはそれだけで終わってしまったのが残念だ。

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