だって、傘さして風呂へ移動ってのもどうも面倒だもんね。助かったぁ〜！
暗かった夜ではこの混浴露天風呂の美しさはっきりわからなかったもんね。おぉ〜惚れ惚れするような乳白色の湯・・・これぞっ乳頭温泉？あぁ〜この湯にずーっと入りたかったのだ。これぞっ日本一の湯だ。素晴らしい！
今朝も黒湯、白湯で各々の泉質を楽しんだら、貸切風呂で洗髪＆洗体。あぁ〜スッキリだ。ホントどの湯も素晴らしい！かなりの温泉楽しんできたが、自分的には過去イチかも？肌からプンプン香る硫黄臭がたまらないだよね。
ちなみに、ここ鶴の湯は女性に優しい？だって、男性には露天風呂って混浴露天風呂1つのみだが、女性専用の露天風呂は別に２つもあるのだ。特にかみさん超気に入ったというのがこの露天風呂。ホントだ素晴らしいじゃん・・・時間制でもいいから入りたかったなぁ〜。
朝風呂しっかりと堪能した後は、腹減ったぁ〜朝食だ。鶴の湯では晩飯は部屋食だが、朝はキシキシと歩くたびに軋む廊下を進み食堂へ。新本陣は結構離れているので朝食も温泉も移動は面倒だが、雰囲気自体は悪くない。
晩飯もあれだけ山の幸にこだわっていたのだから、朝食も地味とは言えキノコ＆山菜と山の幸メインかな？期待したいね。
予想通り地味めだが、なんとなく美味そう。メインは岩魚の甘露煮だ。昨晩の塩焼きも刺身も美味かったが、この甘露煮も負けていない。柔らかくて小骨も全くに気にならず旨みもめちゃ詰まってるって感じだ。
茄子の煮浸しに茄子のお新香っと茄子大活躍！味噌汁にもキノコたっぷり。
ビジホ含めて宿の朝飯ってなんでこんなに美味いのかね？ご飯もお代わりしちゃうよう〜美味いもんねえ〜！味噌汁もキノコたっぷりで贅沢だ。
強いて言えば湯豆腐でも焼魚でもいいから味噌汁以外に何か温かいものあったらより良かったかなぁ〜？あと何でここで秋田名物いぶりがっこがないの？夜はあったけど、まさに今でしょ！
そして〆は待ってましたとろろご飯だ。これさえあれば十分？朝食が一気に華やいじゃうもんね。
一見、派手さも豪華さも控えめに感じるかもしれないが、これぞっ山奥の御馳走朝食と言える。ご飯お代わり2杯もしちゃったもんね。美味かったぁ〜。ご馳走様でした。
さて、食後はもちろん再び露天風呂だ。やっぱりしつこいが夜よりも明るい時間帯がいいね。この湯の色見てよ〜たまらない。何よりも画像では分かりにくいんだけど、底からぶくぶくと泡が出ているのわかる？
これが国内で1％ほどという自噴泉の証なのだ。底からぶくぶく自然に湧出する温泉なんだよ〜。すげぇ〜。
自噴泉の有名なところはと言えば、青森の蔦、酸ヶ湯、谷地、岩手の鉛、福島の二岐、群馬の法師、和歌山の湯の峰、鳥取の三朝、大分の壁湯、川底などが知られている。
まさに湧き出てきたばかりの鮮度抜群の温泉ということだ。聞けば聞くほど響きがいいというものだ。反面、その為か？湯底は砂利で正直歩くの痛い！ちょっとした自然の足ツボマッサージのような感じ？それ以外は完璧！あぁ〜至福の時間だ。
スッキリしたところでしばし部屋でサービスのお菓子食いながら休憩。今日は運悪く火曜日ということで昨晩内湯は22時から（0時くらいまでだったのかな？）露天風呂は今朝10時から清掃で入浴禁止に・・・チェックアウトギリギリまで楽しみたかったのだが、逆にこれでスッキリとチェックアウトできるかも？
夜中はかなり激しい雨だったものの、朝にはなんとか止み、その後は重〜い曇天状態キープ。昨日と同様にギリギリ雨もってくれるとありがたいなぁ〜。
橋渡って正面が男女の内湯の白＆黒湯。ちなみに真ん中が入り口１つになっている2つの男湯。
その左右が女湯で着替えないと移れない。更に左を進めば女性専用露天風呂がある。右に少し歩いた先が混浴露天風呂の脱衣所と中の湯。更に奥にもう1つの女性専用露天風呂っというレイアウトだ。休日は相当な日帰り客が押し寄せるというからここはやっぱり宿泊に限るね。
ここはお客さんの動きも早く？露天風呂が10時までってのも影響してるのかな？注目の陣屋は全て退出されて掃除タイム。かみさんと覗いてみると・・・なるほどまさに時代劇の世界へタイムスリップだ。
囲炉裏にランプ、そして部屋に鍵はなく扉につっかえ棒をするというレトロチックさが売りだ。いやぁ〜いいねぇ〜これが憧れの陣屋かぁ〜。
っとは言え、念願だった鶴の湯をたっぷりと満喫できて大満足。秋田県泊は絶対に鶴の湯！っと決めていただけにここまで秋田が遠のいていた理由の１つだったがこれで無事47都道府県の完訪達成だ。
しかし、これぞっ聞きしに勝る秘湯！名湯！昨年訪れた白骨温泉の泡の湯も良かったが、それ以上だったかも？なんだか今回の旅行雨は降るのだが、いい感じに必要なところでは上がってくれて、ちゃんとお天堂様も忖度してくれてるのかな？ならばっ感謝だ。後ろ髪引かれる思いだが出立だ！
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