エアコンかけているため締め切っているにもかかわらず結構な音量の猫の声が響き渡ってくる。声からまだかなり幼猫ということは一目瞭然。
ここは心を鬼にして親猫が戻ってくることを祈っていた・・・だが丸一日経過しても状況は全く変わらない。よりによってこの猛暑の中だ。水飲めている？何か食えているのか？もう〜心配で仕方ない。子猫がこの環境下に1日全身全霊かけて泣き続けてるなんてどれだけ体力消耗していることか・・・。
もう居ても立っても居られず、声の先を追うと・・・おいおい、うちの屋外物置の下かよぉ〜？
かみさんが猫好きの友人に相談すると、まずは保護するしかないだろうとのこと。その上で保護猫として飼い主を探してあげるしかないとの助言をもらった上、かわいそうだからっとその先の対応はしてくれるとのこと。
ならばっと捕獲してやるしかないだろう・・・ようやく幼猫の姿を目視成功。ところが、幼猫とは言え、予想以上にすばしっこい。それでも自分も小さい頃から今まで数多くのペットを飼ってきた経験がある。犬派なので猫との関わりはないとは言え、幼猫くらいキャッチ出来ずにいられるか！
しかし、悲しいかな、思いは強くとも身体がついてこない・・・絵に描いたような悪戦苦闘。もう〜じっとしてよぉ〜っと祈るばかり。子猫を追い詰め転倒したりで脚からはかなりの出血・・・でも負けるかぁ〜！15分後、ようやく捕まえたぁ〜。おいおい、可愛い茶トラじゃないかぁ〜。あぁ〜ひと安心。こいつ威嚇することもなくすごく大人しくてえらいぞ。
すぐに友人も駆けつけ、早速うちの愛犬がお世話になっている動物病院へ。早速、健康診断。生後2ヶ月の♂だって。先生からもこの子すごく人懐っこくていいやつじゃないってことだ。たった数時間の付き合いだが、もう〜なんとなく愛情移入しちゃってるから褒められると嬉しいものだ。
この後は、友人が里親探ししてくれるとのこと。ありがたい。いいご主人が見つかるといいなぁ〜。この子に幸せあれぇ〜！
PS. 後日理想的な飼い主さんが見つかり、無事引き取られて行って幸せな第2の生活をスタート切ったとのこと。その幸せそうな画像も見せてもらってけど、なんだかすごく嬉しそうな顔をしていて・・・思わず涙目になっちゃった？ぜひ幸せな猫人生送ってほしいものだ。良かったなぁ〜！頑張れよぉ〜！
