「コメンテーター」 奥田英朗！

ついに出たぁ〜待ちに待った直木賞作家・奥田英朗氏の累計290万部「伊良部シリーズ」の17年ぶりの新刊。それが「コメンテーター」だ。

当時度肝を抜かれたほど笑わされた痛快な「イン・ザ・プール」、そして更にパワーアップしたシリーズ2作目の「空中ブランコ」ではとうとう直木賞受賞だもんね。あんなふざけた漫画のような作品が直木賞なんて驚いたし、逆に改めて直木賞の柔軟性と庶民感に感銘を受けたほどだ。

どれだけの本読んだことか・・・その中でも自分的には1、2を争うほどの傑作と言い切るDr伊良部の復活だもん。発売と同時にゲット。満を持してあっという間に読破。
でも期待が大きすぎたのかなぁ〜？残念ながら典型的なヒット作の続編レベルに終わってしまっている。まぁ〜あれだけの傑作だもん仕方ないか。TVでも続編まではいいが、3シリーズ目のハードルは高いって言うもんね。っとは言え面白いんだけどね。更なる続編期待つつも、やはりこれで十分感も強いかな？