今日の目的地もその名もズバリ太閤通りに店を構えた名店だ。えっこんな地味な場所に名店があるの?っと思わず尋ねてしまうかも?
それがミシュランビブグルマンに選出されている名店「名代とんかつ八千代 味清」だ。入店してすぐに目に入ってくるのがミシュラン認定の証明とも言えるエプロン?目立ってるよねぇ〜。勝手に期待度ガンガンアップだ。
13時過ぎとやや遅めだったからか?スムーズに入店しカウンター席へ。ところが、いざっ入店しメニューみるとイメージとかなり違う?豚カツ屋というよりほぼ洋食屋さんだ。
元は初代オーナーシェフは大正時代から続く「ステーキハウス 八千代本店」で修行されてその伝統の味を受け継いでいるとのことなので当たり前かぁ〜?
ランチメニューや数々の洋食メニューは目移りしちゃうが、ここはまずは定番と言われる「名代ヒレカツ定食」しかないだろう。
ちなみにランチのヒレかつ定食(小)との違いは豚カツ3個と2個の違いとのことだ。っとなればやっぱり3個食わしてもらうしかないだろう?待つこと15分ちょっとで待ってました注目の豚カツの登場だ。
「その昔、錦三丁目に『伝説のヒレカツ』が食べられるという名店「八千代本店」がありました。八千代本店で修行した味清初代から半世紀にわたり伝統の味を引き継いでおります。昭和37年創業当時からジューシーに仕上げた当店自慢の逸品です。ぜひ一度ご賞味ください」とのこと。
おいおい、こう聞くとなんだか半世紀という深い歴史を感じちゃうのって自分だけ?もう〜涎が溜まってきちゃったよ。
おぉ〜もっと福井のソースカツ丼のように衣が細かいとイメージしていたが、確かに細かそう。
早速、ミシュランの認めた豚カツ頂こうじゃないかっ!まずは塩でしょ!
なるほど、薄衣と聞いていたが、この薄い衣のためかサクッと揚がっていて食感素晴らしい上に、脂っぽさがが少ないため実にあっさりだ!これが美味さの秘訣だね。おぉ〜塩があうなぁ〜。
定食には味噌又はソース又は和風オニオンソースを絵選べるのだが、自分は迷わず和風オニオンソースをチョイスだ。ところがこの和風ソースが美味いのなんのって・・・単純に和風ソースと思っていたが、オニオンがここままで主張してくるとは?この甘みが極上なのだ。大根おろしはオプションなのでこれっ擦りオニオンなのだ。うんメェ〜!
更に、自家製マヨネーズで作るというポテサラも派手さはないが、実に脇をしっかりと固めてくれている。
やはり豚カツだ。ソースでも食っておきたい?とにかくヒレということもあるがすごくあっさり。だからって物足りないことなど全くなく、噛む度に肉の旨みがジワ〜っと口いっぱいに広がり旨みをがっつりと味わえる。
結局最後の2切れは塩、そして和風オニオンソースの順で〆る。この独特の甘めの余韻はまっちゃったよ〜。美味〜い。
和風ソースにしっかり浸けてもサクッと感が全く衰えないのも、老舗店の技なんだろうね?思わず唸らされるよ。最近流行りの低温調理のレアものとは一線を画し、頑なに王道を極め続けている豚カツだ。どちらがいいなんて論争は無意味?だってどちらも間違いなく美味いんだから。
但し、こうなるとロースも気になるというものだ。特に250g超という厚切リロースかつね。更にゴールド盛合せ定食やミックスフライ定食も美味そうで興味津々!再訪間違いかも?往年の味わいを堪能・・・あぁ〜思いっきり満足!ご馳走様でした。
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