温泉で出会った方々との会話をメモってみました。
足浴をしていると、何だかんだ話しかけられ、時にはそこにいる人で輪になって話がはずみます。隣に座ったおばあさんとの会話。おばあさんは、私がジャージを着ているので学生のクラブ活動で来ていると思ったそうです。(登山部かっ?)「どこか悪いの?」と聞かれたので「岩盤浴に来たかった」と言っておきました。もしここで、「実は…」と話し始めたら、色々聞かれて大変そうです。その人は噂に聞いて初めて来たんだと言ってました。
「一人で来たんか、勇気あるね、夜なんか怖くない?テレビのチャンネル数も少ないしさ、そうそう、ここに来るときに25,6の男の子が一人旅したのに出会ったよ、乳頭温泉に行くって言ってたよ。こっちに来れば良かったね。節約してるみたいだったから、朝ご飯ごちそうしてあげたんだよ。」
「そうですか…(その男の子が何でこっちに来れば良かったのか意味が不明)」
何度も出る男の子の話。話し終えて、足を拭いていたら
「やっぱ、若い人の足はきれいだねー。嫁入り前だもんねー」
「はあ…」
ここで、話がつながった…。そのおばあさんは、私とその男の子を出会わせたかったのだ!独身で一人旅をしている寂しそうな男女。出会って恋でも芽生えさせてあげたかったらしい!それにしても何歳だと思われてるんだ?
また、隣に座ったおじいさん。
「あんたもどっか悪いのか?」(ここにいると必ず聞かれるらしい。)
「岩盤浴に来てみたかったんです。」(とりあえず無難)
「俺は、余命二ヶ月って言われてよ、薬で治したんだけど、膝なんかに後遺症が残っちゃって、湯治に来たんだよ。階段なんか歩けるようになったね。」
「治って良かったですね。」(すごい!)
「ああ、完治だ。」
ここにいる人たちで「あんたは何ヶ月って言われた?俺は二ヶ月だ」というウソのような会話が成立するかもしれないって思った瞬間です。がん患者が多いのは本当らしい。
岩盤浴のテントの中でのおじいさんの会話。
「俺は肺だけど、あんたは?」(既にがんであることは了承済み)
「俺は腰が悪くて」
「じゃあ、そんなに悪くないのに来たんだ。そりゃあいいねえ。」
この温泉では、腰痛は体が悪いうちに入らないらしい…。
最初のうちは観光客ばっかりかな、と思っていたのですが、段々いる人全員ががん患者ではないかと思うようになってきました。何人か化学療法が終わったばかりっぽい人もみかけました。(帽子をかぶっていた。)
若い人も見かけたのですが、やっぱり私と同じように湯治に来ていたのかもしれないですね。お互い「あの人は観光客だろう。」と思っていたのかもしれないけれど。
結構おじいさんおばあさんの会話が面白かったです。
本日、肝機能はGPT55(なぜか上がっている…)GOT99(こちらは下がった。)、白血球は2600でした。結構白血球ってそう簡単に上がらないですね。もしかするともっと上がったかなと思っていたのですが。まあ3日目に「一時的に数値が下がる。」と湯治効果の所に書いてあったので、一番悪いときに採血したといういい方もできます。でも1ヶ月半になるのに、まだ白血球が増えないなんて、すごいきっつい薬ですね。(私の健康なころの白血球は4700)
職場行ってきました~。2年近く連絡していなかったのに、温かく迎えてもらえてややハイテンション。ヅラ(やや姉歯チック)は、一番近い人2人のみ告白しました。言葉少なに「仕方ないよ~」って言われてちょっと気が楽になりました。あと「しばらくは会社もリハビリのつもりでおいでっ。」って言葉も嬉しかったです。
その期間生活は大丈夫でした?
会社はいつから復活でしたか?何かさくらさんも元気そうですね。良かった。
ヅラはそろそろ取れるんじゃないですか?姉歯チックで(笑)
ショートってことですか?
体を大切に、徐々に慣らしていって下さいね。また会社話聞かせて下さい。
男の子とくっつけようとされた話、笑いました(^^;)
失礼しました・・・。
読み逃げばっかでごめんなさい。
「報告」最初からばっちり読ませていただいていました^^
私は「楽しむ温泉」ばかりだったのですが、ぜひこちらの「湯治一人旅」に出かけたくなりました。
ただ、ストマがねぇ。。。岩盤浴だと汗で間違いなくパウチが外れてしまいそう。ストマにペタっと装具(パウチ)が貼っていあって、汗をかくと取れやすくなってしまうのです。普通の温泉だったら短時間だし防水テープで済ませているのだけど、難しいところ。
でも、行きたい。。行くなら休職中の今! 悩みどころです。
ねこたさんの「岩盤浴に来てみたかったんです。」というお返事、ナイスですねっ!
病気になる前に乳頭温泉には行ったことがあるのですが、あの辺りまで行くと「遠くに来た~」っていう旅行気分が騒ぎ出しますよね! 続きを楽しみにしています。
その男の子とくっつけようとしたかったなんて・・・(笑)
あばあさんの発想らしいですね(^^)
そう考えると一人旅もなかなか楽しいものですね♪
結構、温泉とかには病気を抱えている方が多いのにはびっくりというかなるほど・・・
って思いました。
傍目はわかりませんもんね。
リンクの件ありがとうございます!!
これからもよろしくおねがいしますm(._.*)m
温泉入りすぎて、身体から硫黄臭が・・・。
玉川温泉をイメージしながら湯船につかりましたよん。
「完治よ!」って断言できちゃうくらい効果を実感できるんでしょうね!
治療中の身には何より心強い言葉です。
私もいつか絶対行くぞ~!!
玉川温泉、本当にすごそう! 効きそう!! 温泉は家族の反対が・・・と別の記事へのコメントで書きましたが、なんだか興味をそそられます・・・。
「完治」か~・・・。そんな言葉、生涯口にはできないと思ってましたが、そんなコトないぞとホントに体言している方もいらっしゃるんですね~!
同じホテルに泊まっていたのですが、いつか本当の年齢がばれるんじゃないか(笑)なんて、ひやひやしてしまいました。
隠してるわけじゃないけど、面白いもんね。