毎日好天で、ただでさえリゾートなホテルは、海は見えるし、空は青いし、最高な気分です。
3日目は、「内なる叡智」についてセッションでした。「叡智」とは直感です。サイモントン先生はこう言います。「私たちには何千・何万という先祖がいる。その中の一人くらい、自分を助けてくれようと思う人はいるはずだ。」
私はずっと疑問を持っていました。それは「先祖が悪いことをしたから、自分が病気になるのだ。」という宗教的発想です。小学生の頃、私は「がん」がを恐れていました。白血病のマンガを読んで、怖い病気だなと思ったり、祖父や祖母が亡くなっていたからです。で、自分がならないようにしようと、子どもながらに色々な本を読みました。その中にあった言葉が「自分が前世で悪いことをし、またその縁で産まれてきた先祖が人に恨まれるようなことをしたからだ。」というものでした。
小学生ながらに、お経を唱えることによって、何とかその呪縛から離れようとしていたことを思い出します。で、その質問をしたところ、
「何を信じるかは人の自由だ。その人は「先祖が悪いことをしたから、病気になる。」ということを信じているだけである。自分はその人の考え方を信じる必要はない。先祖は望ましいものであり、自分はそれを信じる権利がある。」
という答えが返ってきました。
直感は「確信を持ってやってくる。」そうです。だから、治療法に迷った時、自分を癒す力を一番持っている内なる叡智は必ず答えを出してくれるはずだ、と言われました。
なるほど…。こうやって自分のなかの「恐れ」をひとつひとつ取り除いていくんですね。
午後は「病気による二次的恩恵の話」でした。
私たちは睡眠不足になると、風邪などの病気になってまで休もうとします。もしかするとがんになって、得た疾病利得はないか、皆考えてみました。
そこで、出た結論
真面目な人ほどがんになる。
ということ。
皆がんになる前は、すごく健康体だったそうです。病院に行ったこともなく、だからこそ診断名を聞いても「へっ?」って感じだったとか。(これはこのブログを見ている人も同じでしょう。)
がんになる前、ほぼ全員が何らかのストレスを抱えており、病気になることによって、それらから解放されるという経験をしていたのです。
自分のことを考えると、「望まない職場に行った上に、望まない部署を割り当てられ、認められようとがんばっても、それに見合った評価が得られない。」というストレスがありました。
それから、「それは無理だ」というプロジェクトを任されたりしたこともあります。
がんはそれらのプレッシャーから解放してくれました。
サイモントン先生によると、「実験室で、ガン細胞と正常細胞を同じシャーレに入れる。そうすると、正常細胞は正常にガン細胞を取り除く働きをし、ガン細胞はもともといびつな細胞故に、すぐに死んでしまう。」とのことです。
ところが、生体内にできたがんはなかなか消えてくれない。これは何故か?
脳内で、ストレスを感じるとガン細胞を助長し、正常細胞の働きを妨げる化学物質が分泌されるからだ、ということでした。
ということは、とにかくストレスを感じるような生き方が、がんを生んでいるわけです。
真面目な人というのは、疲れても休まない。人と衝突しても自分さえ我慢すれば、すむと考える、とにかく遊び方を知らない、など、ストレスを日々量産してしまうような性格をしているわけです。
周囲を見渡せば、がん患者としてセミナーに参加している人たちはとにかくいい人ばかり。話をすればソフトだし、人の話を良く聞いてくれる。こちらが悪い気分になることは一切ありませんでした。
ところが、インターンとして参加している人たちは、人の話は聞くが、自説の良いところを述べて、患者の話を退ける、ソフトな感じがしない、という印象を持ちました。
つまり、がん患者の人たちは、自分を抑え、人を気分良くさせる傾向にあると言うわけです。もしかすると、自分が嫌われない為に?
私は、一つ提案したいと思います。
超適当に生きること。これが私たちに必要なことなのではないか。
周囲で健康な人を観察してみて下さい。例えば食生活がなっていないのに、なぜか健康な人。
よく見ると、「自分を楽しませる為に、人を犠牲にしても何とも思わない。」「仕事は適当にさぼって、自分を楽しませている。」傾向にあることに気づくと思います。
例えば私は、仕事を休んで家にいると、家事ぐらいせねば、という気分になります。ところが、夫は仕事を休んで家にいても「自分は家事をするために休んだのではない」と言います。
どっちが病気になるかは明らか!
患者よ、他人はどうでもいい、自分を楽しませるために適当に生きよう!
なんか適当に生きるってなかなか難しい。。。
サイモントン療法早速本を読んでみることにしました。
副作用で苦しんでいたのでパソコンからしばし離れていました・・・。
行ってきたんですね!サイモントン!!
うらやましい限りですが、こうやってねこたさんにいろいろ教わって、私もできる事からやってみようと思っています。
本もようやく入手しましたよ~!!
シフォンさんあそこに行ったんですか?すっごくいいところでびっくりしました。景色が絵に描いたように綺麗で、免疫力が自然とアップしましたよ。
楽しみ方を沢山見つけましょうね。
でもね、すみさんのところにも書いたのですが、「自分を楽しませる方法を知らない」人が多いんじゃないかなんて思い始めてます。
自己中でも何でもいいから、「自分が一番・自分が大切・自分を楽しませる」という方が、健康でいられるんじゃないかと思います。
もちろん高齢になってくると免疫力が自動的に下がって来るので、何とも言えませんが。
仕事も適当・家事も適当・自分が楽しいってのが一番ですね。
相手の幸せも考えた方がいいけど。(笑)
これからも適当でいましょうね。
結局自分を大切にしてこなかったから、免疫力が下がって、こういうことになってるんですからねー。免疫力をアップさせるにはどうしたらいいか、日々考えてます。
やっぱりセルフコントロールだろうな。
何だかんだ言っても、がんは「免疫不全」によって起きたわけで、免疫の源は感情。ってことは、自分の喜びよりも、他人の喜びを優先した人や、もともと、自分を楽しませるすべを持ってない人がかかりやすいんじゃないかって思い始めました。
もちろん体質もあるんだろうけど、体質をコントロールするのも感情。
私だって、いざ仕事を除いてしまうと、「定年後のお父さん」みたいになってますからねー。
仕事以外にも、自分を楽しませる方法を見つけた方が勝ちだし、免疫力アップの為にも、生活習慣(性格)を見直さないとな、なんて思ってます。
なんか明るくなって、ねこたさんもいい感じ!
来ていた方もいい方でよかったですね!
ねこたさんの提案、賛成です(^^)
もっと自分を楽しませてあげたいね。
このホテル、先日の旅行で行きましたよ♪
少なくとも病院で話すオバサマに、あまり魅力は感じなかったなあ。環境や求めているものが違ったせいもあるかもしれないけど、イイ人は少なかったように思います。と、いう私も協調性にかなり欠けていました。後からの理由付けになりますが、病を治すためには必用だったのだと思っています。
「適当に生きる」ぜひ実践したいものです♪
病気になって、更にテキトーになってる・・・。
ソレでもいいのかな・・・?(笑)
真面目な人が癌になる
私も癌になるまでは骨折もした事なく大きな病気なんて全然なく夜11時には寝るし食べ物も好き嫌いのないいい子だったのに癌です
「適当」って以外とやっているようで適当には出来ない性格なのかも・・・
でもね、料理は適当、家の事は全部適当だけど、外出すれば適当じゃないです私
友達との待ち合わせも遅刻した事ないし
って、なんか自分の自慢みたくなってきたのでこの辺で失礼します
でも、この記事を見てもっともっと自分を大切にしようって思いました
「病気になったおかげで、ストレスを感じる生活からは解放された」ということです。
会社員時代もすっっごいストレス人生、専門学校は楽しかったけど、勤め始めた花屋でも異常なストレスの中で仕事してました。
今は毎日がゆったりと流れている感じです。
それに以前から思ってましたが、ブログ上で交流させていただいている患者さん、「超いい人ばっかり!!!」ですよね~・・・。「なんでこんな素敵な人がこんな病気なんだよー」って思ったこと、数え切れないくらいあります。
「超適当に生きること。」大事大事!! 実践するぞー☆