大丈夫だよ。

卵巣腫瘍の治療を終え、再発予防の為の情報を交換したいと思っています。病を皆で乗り越えましょう。

検査結果?

2006-05-12 22:48:46 | 03 検査のこと
 今日検査結果を聞きに、夫のぽこたと一緒に病院に。昨日の夜から徹夜で、仕事をしていたのに、何となく申し訳なく思う。
 行ったら、山ほど検査が入っていて、見間違いかととまどう。レントゲン・採血・呼吸機能・採尿・診察が2件。
 超音波の結果を聞く。卵巣以外には異常が認められないとのことで、ほっとする。でも、左卵巣は腫れてるだけだが、右卵巣には「solidな部分」が見られるとのことで、不安になる。手術次第です、と総合診療科の先生は言う。少し明るくなる。
 その後採血4本、レントゲン(肺・腹)・採尿・肺活量(3800CCらしい)心電図を済ませて、婦人科の診療に。
 緊張の面持ちで話を聞く。(実は先生とは初対面)
 先生「今まではどんな風にお話を聞いていますか?」
 私「急激に腫れたので、悪性が疑われるということまでです。」
 先生「つるん、とした卵巣ならいいのですが、ちょっといびつなところがあります。腫瘍マーカーも上がっています。一応悪性ということで、この後の治療計画を決めます。」
 覚悟はしていたものの、結構きつい。
 先生「悪性の場合は、両卵巣・卵管・子宮を全部取るというのが標準です。但し、卵巣の場合、腹膜に悪性の細胞が播かれる場合もあり、そういう場合は、両卵巣だけ取り、化学治療などで様子を見て、再手術ということになります。手術は大きなものになるので、輸血が必要になるかと思います。また、腹部の大網と言われるものと、リンパ節も郭清します。いずれにせよ、開けてみないとなんとも言えません。」
 私「はい…」
 その後、内診を受け「お腹苦しくないですか?」と聞かれる。「風呂とかに入ると、大きいなあと思います。」と答える。「自分で胸に触ったとき、しこりはありませんか?」「ずっと形にならないような下痢をしてませんか?」などと聞かれる。そんなことを言われると、もう気になって仕方がない。胸だって、ないとは思うけど、下痢だって、軟便だって、することはあるし。「うんちが細くありませんか」と聞かれても、洋式だから、見たことないし・・・。
 鉄剤を処方され、9時から2時半までの長い一日が終わった。
 もう、悟りの境地に入らないと、やっていけない。
 帰ってから保険会社に電話をかけ、書類を取り寄せる。実はがん保険には2社入っている。会社の共済のがん特約と、某体操のおにいさんのCMで有名なA保険会社のものである。
 会社の共済はすぐに書類をくれたが、A保険会社は「悪性と診断が確定された日を教えて下さい」というので、「ある意味開けてみないとわからない」と答えたら、「分かったら電話を下さい」と言われてしまった。本日、と答えておけばよかったななんて思う。
 保険は何となく入っていたが、こうなってみるとありがたいなあ、と思う。
 ところで、手術日程は決まったが、誰が執刀してくれるのか、見当がつかない。とにかく、今度は根治できるような手術を祈りたい。

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2 コメント

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病院、おつかれさまでした。 (ぴこ)
2006-05-13 00:03:57
検査結果を聞きに行くって、結構、気力も体力もいりますよね。本当にお疲れ様でした。



婦人科の医師って、対応が似た感じなんでしょうか?私の主治医も淡々と説明されてましたよ。若いんだから悪性だったら抗がん剤をガンガン使うから、とか 聞いててやたら

ドキドキするようなことを平気な顔して言われるんですよね。



でも、卵巣の病気は、ねこたさん自身がおっしゃってるように”開けてみないとわからない”んですよ。



私の知り合いには、悪性の可能性が高いと

言われ良性だった人がたくさんいます。

中には親戚を集めて会っておくように医師から指示を受けた人もいます。でもその人、良性で、その後当時お付き合いされていた方と結婚して幸せに暮らしています。



もちろん、いいイメージばかり持っていられない気持ち、ものすごくわかります。っていうかわかりすぎます。



でも、開けてみないとわからないんです。



胃もキレイだったんですもの。

きっときっとよくなりますよ。
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号泣 (ねこた)
2006-05-13 22:52:57
ぴこさんの優しさと、その言葉の力強さに号泣。最近の良かったことは、ぴこさんと出会えたことです。



良くなりました!って報告が早くしたいです。
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