吉元 大二

吉元 大二の心の庭

みんなが集まった。

2011-08-13 02:04:36 | 日記


今日は、同級生をみんなで励ます会になりました。

先日、親友のお父さんがなくなりました。今日は偶然に
同級生や先輩が集まり、励ます会のようになったのです。

そのお父さんは、昭和20年代の後半に兜町の真ん中で
喫茶店を開き、兜町でも名物的なお店でした。
私は学生時代に「セピア」というそのお店でアルバイト
をしていました。

お父さんからは、息子の同級生という事もあって、大変
可愛がっていただきました。

実は、十年前から「翔太」という題名で、脚本の構想を
練っているのですが、その中でも「セピア」というこの
店を登場させています。
それほど、ユニークな存在であったのです。

というのは、そのお店に来るお客さん達の何ともユニーク
だった事と、お一人、お一人が独特な個性を持ち、オーラ
を輝かせていたからです。

お店はその後渋谷に移り、今は親友が切り盛りしています。

中学、高校とずっと一緒だった、まさしく「気の置けない
仲間」との一時は、今この年になってくると、何物にも代
えがたい、大事にしたい一時と言えます。

きっと、日頃の現実の荒波から一瞬でもその厳しい世界に
いる事を忘れさせてくれるからでしょう、、。

人によっては、いつまでも昔の世界を引きずって生きるな
んて意味がない!と言う人がいます。

確かに、現実を直視すればその通りだと思います。
然し、こうした全てを心底忘れていられる、時間と空間が
かりそめであったとしても、それが「アル」のと「ナイ」
のとでは全く違うと思います。

意味がないという人のほとんどは、時間がもったいない。
という事なのでしょうが、ほんの2時間、3時間の事に
すぎません。

私は、明日を生きていく上での、新たなエネルギーを蓄積、
充電するとてもいい機会だと思います。

そして、こういう場がある事と、そういう友人たちがいる
事を、そして友人たちに心から感謝しています。


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