今晩は。
今日の台風は凄かったですね、、、。
皆さんどのようにお過ごしになって
いたのでしょうか?
さて、“体に訊く”について、文章ばかりで
わかりづらいという指摘をいただいていたの
で、お見苦しいとは思いますが写真をとりま
したので、ここで遡ってご説明します。
4月にお話ししました。“体に訊く”の最も
大事な基本のひとつである呼吸法について
説明した、“体に訊く 3”の動きについて
写真で再度ご説明します。
1.まず、楽な形で直立します。足は軽く開
きます。(体操の一番初めの呼吸法では
踵をつけて、45度位開いた方がいいよう
に思います。)
2.手と手を合わせて合掌します。
お腹のチョット前。おへそのチョット上
くらいの位置で。
そう、かなり下でしょ。
合わせた手の指の先は、まっすぐ上を向きます。
3.そこから、ゆっくりと息を“鼻”だけで
吸いながら合掌している手を息を吸う速
さに合わせながら、まっすぐ上にあげて
行きます。
だから、一気に吸わないでください。
一気に上げないでください。
4.胸の前、顔の前、と過ぎていき、合掌し
たまま、どこまでも上へ伸びて行く感じ
で、意識はまるで打ち上げられたロケッ
トのようにです。
手を上に上げていった時に、自然に「体」も
体全体ごと上に引き上げられていくように
すると、かかとも自然に上がって行きます。
5.そして合掌した手が、頭の上、頂点に達
した時に、吸う息もこれ以上吸えないと
いう状態になるよう手と息を合わせます。
6.一番の頂点に達したら、ここからすぐに
吐きにはいきません。
7.頂点に達した所で、ほんの一瞬そのまま
の状態で我慢をします。
そして、そこからゆっくりと息を吐いて
いきます、、、。急ぎません。
<息を吐く>
1.今、頂点にある合掌している手ですが
手のひらと手のひらが合わさっている
ところから、外側に開くようにくるっ
と手の甲と手の甲とを合わせるように
反転させます。
これを、ゆっくりではなくパッと軽く
やります。
(スミマセン。ここは写真を取り忘れました。)
2.反転させて、手の甲と手の甲が合わ
さった状態から、ゆっくりと大きく
両腕を十分伸ばしながら下へ下げていき
ます。
この時に、手の平で空気を押しつける
ように、空気の抵抗を感じるように
する事が大事です。
水泳の平泳ぎを思い浮かべてください。
前へ出した両手を大きく開いて、水を
かきますね。あのイメージです。
頭の上、頂点から空気をかき分ける感
じです。
そこから開いて降りてくる時に、両手
で空気を抑える感じから、そのまま体
が上昇していくような感覚になる事が
あります。
それは、自然とつま先立ちになってい
くために、体が持ち上がっていくよう
に錯覚するからです。
慣れてくると、軽めの肩こりの症状で
あれば、この時に首や肩を覆っていた
塊がハラハラと剥がれ落ちていくよう
に感じる事があります。
この呼吸と体のリズムをまず掴んでく
ださい。
これが、全てにつながります。
禅の呼吸も、武道の呼吸も同じだと
思います。
然し、座禅をしながら呼吸のコツを
つかむのは非常に難しいものがあり
ます。
そこを、体の自然の流れを生かして
体の中と心に訊きながらだと、簡単に
体得していく事ができるのです。
と言って、これをマスターしないと
先に進む事はできないというのでは
ありません。
そんな事を考えたら厭になってしま
います。
そんな事を気にしなくても、
この“動き”と“呼吸”を繰り返し
ている内に、この後のストレッチや
体操に入って行きながら自然に身に
ついてきます。
そして、「自分の体に訊く」事と言
う事が自然にわかるようになります
し、出来るようになってきます。
それだけではなく、体の動きで言う
と、「お腹は前からお尻の方へへこ
み」、「お尻は後ろから前へ押され
る」事が繰り返される事になるので
つまり、スラッとした体型を維持す
るうえで不可欠な「腰と腹部の両方
の支えでまっすぐ立つ」姿勢がとれ
るようになってきます。
その姿勢こそ、単なる体型ではなく
「形として美しく見える」一番の
基本になると思います。
では、今日はこの辺でおやすみなさい。
今日の台風は凄かったですね、、、。
皆さんどのようにお過ごしになって
いたのでしょうか?
さて、“体に訊く”について、文章ばかりで
わかりづらいという指摘をいただいていたの
で、お見苦しいとは思いますが写真をとりま
したので、ここで遡ってご説明します。
4月にお話ししました。“体に訊く”の最も
大事な基本のひとつである呼吸法について
説明した、“体に訊く 3”の動きについて
写真で再度ご説明します。
1.まず、楽な形で直立します。足は軽く開
きます。(体操の一番初めの呼吸法では
踵をつけて、45度位開いた方がいいよう
に思います。)
2.手と手を合わせて合掌します。
お腹のチョット前。おへそのチョット上
くらいの位置で。
そう、かなり下でしょ。
合わせた手の指の先は、まっすぐ上を向きます。
3.そこから、ゆっくりと息を“鼻”だけで
吸いながら合掌している手を息を吸う速
さに合わせながら、まっすぐ上にあげて
行きます。
だから、一気に吸わないでください。
一気に上げないでください。
4.胸の前、顔の前、と過ぎていき、合掌し
たまま、どこまでも上へ伸びて行く感じ
で、意識はまるで打ち上げられたロケッ
トのようにです。
手を上に上げていった時に、自然に「体」も
体全体ごと上に引き上げられていくように
すると、かかとも自然に上がって行きます。
5.そして合掌した手が、頭の上、頂点に達
した時に、吸う息もこれ以上吸えないと
いう状態になるよう手と息を合わせます。
6.一番の頂点に達したら、ここからすぐに
吐きにはいきません。
7.頂点に達した所で、ほんの一瞬そのまま
の状態で我慢をします。
そして、そこからゆっくりと息を吐いて
いきます、、、。急ぎません。
<息を吐く>
1.今、頂点にある合掌している手ですが
手のひらと手のひらが合わさっている
ところから、外側に開くようにくるっ
と手の甲と手の甲とを合わせるように
反転させます。
これを、ゆっくりではなくパッと軽く
やります。
(スミマセン。ここは写真を取り忘れました。)
2.反転させて、手の甲と手の甲が合わ
さった状態から、ゆっくりと大きく
両腕を十分伸ばしながら下へ下げていき
ます。
この時に、手の平で空気を押しつける
ように、空気の抵抗を感じるように
する事が大事です。
水泳の平泳ぎを思い浮かべてください。
前へ出した両手を大きく開いて、水を
かきますね。あのイメージです。
頭の上、頂点から空気をかき分ける感
じです。
そこから開いて降りてくる時に、両手
で空気を抑える感じから、そのまま体
が上昇していくような感覚になる事が
あります。
それは、自然とつま先立ちになってい
くために、体が持ち上がっていくよう
に錯覚するからです。
慣れてくると、軽めの肩こりの症状で
あれば、この時に首や肩を覆っていた
塊がハラハラと剥がれ落ちていくよう
に感じる事があります。
この呼吸と体のリズムをまず掴んでく
ださい。
これが、全てにつながります。
禅の呼吸も、武道の呼吸も同じだと
思います。
然し、座禅をしながら呼吸のコツを
つかむのは非常に難しいものがあり
ます。
そこを、体の自然の流れを生かして
体の中と心に訊きながらだと、簡単に
体得していく事ができるのです。
と言って、これをマスターしないと
先に進む事はできないというのでは
ありません。
そんな事を考えたら厭になってしま
います。
そんな事を気にしなくても、
この“動き”と“呼吸”を繰り返し
ている内に、この後のストレッチや
体操に入って行きながら自然に身に
ついてきます。
そして、「自分の体に訊く」事と言
う事が自然にわかるようになります
し、出来るようになってきます。
それだけではなく、体の動きで言う
と、「お腹は前からお尻の方へへこ
み」、「お尻は後ろから前へ押され
る」事が繰り返される事になるので
つまり、スラッとした体型を維持す
るうえで不可欠な「腰と腹部の両方
の支えでまっすぐ立つ」姿勢がとれ
るようになってきます。
その姿勢こそ、単なる体型ではなく
「形として美しく見える」一番の
基本になると思います。
では、今日はこの辺でおやすみなさい。