吉元 大二

吉元 大二の心の庭

大晦日の楽しみ

2011-01-04 04:44:50 | 日記
明けまして、おめでとうございます。

クリスマスが終わってから大晦日までの
何と気ぜわしい事か、、、。

仕事、年賀状、大掃除。
毎年、毎年大丈夫だろうか?
年内に終わらせる事ができるだろうか?と
あれやこれやに追われて迎える大晦日。

そうして迎える大晦日。
子供の時からの私の一番の楽しみは
NHKの“ゆく年くる年”を見ることです。

テレビ画面に映し出される、しんしんと降り
積もる雪道を、きしっきしっと音をさせながら
集う参拝者をみていると、こちらまでキィーン
と張り詰めた冷気を感じます。

アナウンサーの
「本堂に集う善男善女の人たちが、新しい年
の到来を今か今かと待ちのぞんでいます。」
などのコメントをききながら、

こちらもジーッと身を硬くして一緒になって年
が明けるのを待っている感じが何ともいえず
たまらないのです。

頭の片隅で、本当に善男善女なんだろうか?
などと思いながら、神妙な面持ちの人たちを
見ていると、いい人たちなんだろうな、、、。と
思えてくるのです。

そして、過ぎ行く年のあれこれを思い出しなが
らも、新たな年を迎えると同時に、それらを時
のうつろう流れのなかにそっと流すのです。