紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

現場あれこれ

2016年08月08日 | 家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ

やっぱり先週位から暑さも一つ本格的になりましたね〜。体にこたえる季節でありますが、お盆休みまであと一息、どうぞお体お気をつけください。

最近金曜日のBlog更新をサボるのが定着しかかってまして、いやいやそれじゃいかんと気合いれるためにも、今日はちょいと盛りだくさんで。

久々に現場をご紹介。

①まずは、岩出市のK様家。築40年の日本家屋を購入してそれを大規模にリノベーション中です。

随分進んできまして、大工さんの工事もあとちょい。

しかし、

こうして見ますと、構造の補強などは当たり前としても、壁も全部落として、断熱材を全て入替えてるわけですから、ほとんど新築ですよね〜。

現場は天井もほぼ張り終わって、これからは壁。さっきも言いましたがあとちょいです。またゆっくりとご紹介いたしますね。

②次は、紀の川市のK様家

作業場の墨付け・刻み作業はほぼ終わり、

こんな梁たちが出来上がってきております。

ちなみに、これはリビングに見えてくる大きな梁。(こういうのを「化粧梁=けしょうばり」と言います)

リビングにばっちり見えてきますから

はい。このようにカンナをかけていきます。やっぱり一手間かけて、手でカンナをかけると美しいんですね。

現場では、農地関係の許可もようやくおりて、

擁壁工事より。まあ暑い最中ではありますが、基礎屋さんよろしくお願い申し上げます。

③新倉庫

新築のお家も先月2棟お引き渡しをし、今は少し現場も空いていますので、今図面を描かせていただいているお家たちの工事が固まって始まるまでの間に、弊社の新倉庫を建てようかと。

うちは古くから「街の工務店」ですので『郊外に大きな倉庫&作業場を構える』ということが出来ず、代々少しづつ近くに地面を買い、作業場や倉庫を造ってきたのですが、全てちょっとづつ離れていて、また規模も小さく。。

しかし、ようやくココ5・6年で、会社近くの空地を手に入れつなげる事が出来てきたので、効率の悪さを解消するための倉庫&作業場を建築してまいります。そうは言ってもそんな大きなものじゃありませんが、間口は狭くても奥行きは少しとれるから、今よりは随分と「墨付け・刻み」もやりやすくなるはずです。

そうそう。「倉庫」といってももちろん「木造」&大工さんの手づくりです!それから構造材もいつも使ってるものと同じ。今度の倉庫では、こういう長くて大きな木もはみ出なくなります〜。

会社近くですので、棟上げ作業なんかもご興味のある方は是非ご見学ください!またお知らせします〜。

④それから、いつも可愛がってくださるお得意様方(以前お家を建ててくださったり、リフォームいただいたお客さま)。先週はロールスクリーンのお話で2軒のお客様家にお邪魔してまして、

一つはロールスクリーンも草臥れてきたからと交換のお話にお邪魔してまいりまして、

それから、もう一つは

木のロールスクリーンを取り付けていただいたお家にお邪魔して、完成した姿を拝見してきました。

お家を建ててからも、こうして色々と可愛がっていただき、本当にありがたいです!

しかし、木のロールスクリーンは美しいですね〜

それから、

こちらは、もう築何年なんでしょう?(100年はいうに経ってます)代々可愛がっていただいおりますお寺様。鴨居が下がってきて、フスマが閉まりにくいので、直しに。すぐ直るようなものではなかったので、応急で突っ張り棒をかまして、またお寺様が忙しくない時期に修繕です。

しかし、何百年経っても直せるんだから、日本建築も木も偉大ですね。エコと言えば本当にエコですね。

さてさて、今週はもうお盆休みに入りますね。今年は「山の日」なんてあって面食らっちゃいますね。休み前は気が抜けがちになりますが、こんな時こそ気を引き締めてですね。

ではではまた次回〜!!

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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