今日は紀伊半島の大体真ん中、和歌山県の本宮町湯峯での地鎮祭に参列させていただきました。
こちらは日本最古の温泉と言われる、知る人ぞ知る名湯秘湯、湯峯温泉(ゆのみねおんせん)の中。
世界遺産の熊野本宮大社のすぐ近くで古来より関わりの深い由緒正しい温泉地です。
同じ和歌山県とは言っても、弊社のある和歌山市(和歌山城近く)からは、車で2時間30分位かかりますから、今回は設計のみでお手伝いさせていただきました。
これから実際建てていくための詳細設計と施工は、和歌山南部勝浦の清水工務店様がなさいます。
今回早い段階から協働をお願いして進んできました。
普通、設計を設計事務所様に依頼すると、設計終了後施工する工務店を探すパターンで進みますが、今回は少し違う進み方をいたしました。
詳しくは非常に複雑な話になるので省きますが、弊社のような設計施工工務店が設計だけをさせていただく場合(もちろん設計事務所資格がございます)、施工の事も非常によく分かるため、総合的な工務店の力量というのがよく分かります。
設計事務所様でもお分かりかとは思いますが、やはりそこは工務店の方が更に分かるのは皆様ご理解頂ける所と思います。
全体的な体制や、普段使っている材料、協力業者さんとの繋がり方などから、総合的に「しっかりされている工務店さんか、表はそうでと実際は・・・」などが分かるものです。
だから、あそこの工務店のデザインが素敵だから頼みたいけど、遠方で無理。なんて場合にはこれ案外いいパターンでないかと思います。
設計料もそんな高額になりませんしね。実は昨年もこういうパターンがあったわけですが、もし遠方や色々なお付き合いで施工は無理だけど、大彦さんの家づくりが好き。とおっしゃっていただける方がいらっしゃいましたら、またご相談くださいませ。
ただ、こういうパターン。「遠方だけど自分が工事全て請け負って、地元の工務店に下請けしてもらう」とか、「設計事務所様のように詳細にまで関わる」となると、多分上手くいかなくなると思うんですよねー。
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