紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

リノベーションの醍醐味!!

2019年07月09日 | 家を建てる方に知って欲しい事。設計

今年の梅雨はきっちり雨が降りますね。比較的例年さほど雨が続かず、それほど現場の進捗が困るということもないのですが、今年はなかなか段取りが大変。

ただ、大工さん職人さんの頑張りと機転で、なんとか上手くやっています。今週の一番の肝の工事現場の工事工程もこの月火でなんとかなって、今ほっとしている所。

さて、今日は和歌山市相坂のリノベーション現場。

リノベーションの難しい所、だからこそ納まって嬉しい所、楽しい所は色々ありまして、

例えば天井を解体したら、素晴らしい梁が登場したから、見せるように現場で設計変更をして、それが上手く納まった時とか、

古い部分で残す部分と新しくやり替えていく部分のぶつかる所が違和感なく納まって馴染んでいる所とか(これが一番難しいですね〜)

あるんですが、

これですよ〜。

元々素晴らしい眺めであったというのもありますが、

この左の壁を取り払ったことによって、キッチンからの眺めが

こうなるんですからね。もちろん何の配慮と構造的な裏付けもなく壁や柱を取るのは厳禁ですが(古いお家のリノベーションに入ると、結構途中でそういうことやっちゃってる事あるんですがね。通り抜けれるようにドアつけたり、頭があたるといって差鴨居(梁みたいなもの)きっちゃったり。。)、

慎重に検討し、その壁一枚をとることで、空間が劇的に広がる・魅力をます!ということは往々にしてあります。

そういう部分を見つけることがリノベーションの場合の大きな勝負の一つでしょうが、ここまで気持ちよくなると、お客様以上にまず自分が嬉しいわけでございます。

や〜、リノベーションって良いですね〜〜。

さて、大工さんの工事もあとほんの少し。ここからは塗装屋さん左官屋さんなどによる仕上げ工事へと。ぐっと良くなってきたこのお家。更に磨きをかけてまいります。

職人の皆様、よろしくお願いいたします!

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 


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