紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

今週いろいろ

2016年10月21日 | 家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ

気付けばもう金曜日。

水曜日のBlog更新はやったつもりで、すっかり忘れておりました。でもきちっと更新した記憶はあるのだけど、どこにも記事がない。。こりゃ、もういよいよですね。。しっかり何でもメモをとっていかなきゃです。。。

さて、先週末からの現場のいろいろを。

まず和歌山市加納のO様家。

基礎の鉄筋も組み上がりました。

こちらは水曜日に保険会社の第三者検査をうけておるところ。鉄筋が太くて細かく組まれておりますと、このように大人が乗ったってびくともいたしません。

構造計算をして、鉄筋の太さや組む細かさを決めますから、もっと荒くていい場合もあるし、もう少し細い鉄筋で良い場合も全然あります。けど、弊社のお家は柱のスパンや開口部の関係から、大体この位のものになってきます。

でも、きちんと計算をしてちょっと気を利かしていくと、今のお家ならやっぱりこれくらいになっちゃうかもですね。

基礎は色々と分かりやすいし計算もしやすいし結局は簡単だからどんどん大層になっていきまして、阪神大震災の前の基礎と比べると隔世の感があると思います。(その頃はまだ実際仕事していないから本とかで読む限りですが)

ただ、下ばかりグレードが上がって、肝心の上モノの木構造はどうなのか?まあ計算できる部分は色々と良くなってきていますが、なかなか数値に表せない大工さんの腕とか木の本当の質とか、そんな肝心要の部分は昔と比べて、一般的には上がっているどころか随分下がってきているわけで、どうなんだろうな?とちょいと首をかしげる所もあるわけです。

まっ、今も昔も、きちんとやっているつくり手はきちんとやっていると言えばそれまでなんですがね。

さて、今はもう少し進んでいるけれど、

こういう型枠がついて、ここにコンクリートを流し込んで「基礎」はできていくわけです。

(もちろんこちらも「一発打ち」ですよ。一発打ちはコチラを参照ください)

 

 

次に、先週末は和歌山市直川にてT様家の地鎮祭

お客様の日頃の行いがバッチリと出たこの快晴。見事な秋晴れの一日でした。

こちらのお家は来週中頃よりまずは「杭打ち」からスタートいたします。お楽しみに〜

 

 

 

最後に、弊社の倉庫。

エエカゲンに終わらないと今年中に別の倉庫からの引っ越しやら解体やら駐車場つくるやらが出来なくるわけですが、

ようやく正面側の木製窓がつき、

戸袋の杉板も張られました。

あとは、

このガルバリウム板をはっていくだけなのですが、これが以前からチャレンジしてみたかった「ZIG」という商品。

三角波が特徴の綺麗なガルバリウム鋼板です。まあ値段は普通のより結構高いみたいですし、ただ倉庫としてのコストを考えるなら、絶対張らないわけだけど、そこはやっぱり「張ってみたくて」。。

【お客様家に使う前に試す必要がある!】という言い訳を用意しておりますが。。。

このような写真では質感は伝わらないのだけれど、実際張っている職人さん(いつもの板金屋さん)の仕事っぷりを見ていても、いつもより手間がかかっているのもよく分かります。結構かかるでしょうね〜。。

まあ練習練習ということで。。。。

はい。それではまた来週!

皆様良い週末を。

 

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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