紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

お家の中にカラフル

2017年11月29日 | 家づくり。デザインの話(色・照明・設備・

さて、前回の投稿の最後の写真は表参道ヒルズのいわゆる「インスタ映え」するカラフルな写真で終わったわけですが、それに触発されまして、、

弊社が建てさせてもらうお家の中にも、ビシっと色をつける事結構あるんですよ。

上の床の間の写真の地板(床板)アップにすると

こんな綺麗な色で塗られております。

また、

こちらは皆様よくご存知の弊社の展示場。綺麗な緑色に塗られたカウンターです。

カウンターと言えば、

こちらのお家の漆喰壁の掘り込み飾棚(ニッチ)の板は、紺色。

こちらのお家の飾り棚は深い赤色。ちなみにこの色は初めの写真と同じで「海老茶」という色。

また、

このトイレの手洗いボウルはまた素敵なブルー。私青色が一番好きなので、こんな色には心惹かれますね〜。

また、フスマ。

フスマと言えば、皆様すそに山の絵なんか書かれたフスマを想像するのが一般的かと思いますが、

じゃん。正面の収納の下は深い紺色。

こちらのお家のフスマは辛子色と紺色。

なんか青多いですが、僕が無理やりオススメしているわけではありませんのであしからず(笑)

フスマにこんなシンプルでカッコイイ色があるなんてあまり皆様ご存知なかったのではないでしょうか?フスマの色=日本の古代色は、もの凄くたくさんそしていい色があって、

【玉子、藤、薄鼠、濃鼠、銀鼠、渋茶、鶯茶、薄花色、日和色、若葉、松葉、海老茶、藤紫、花色、栗皮、朱、紅、藍、花茶、柿】などなど。

なんだか想像するとワクワクするような素敵な色の名前が並びます。

洋は派手、和というとなんだか地味な感じを持つ方もいらっしゃると思いますが、自然を愛でる感覚が素晴らしい日本。さすがに美しい自然から様々な色を手に入れていたのです。

僕らが勉強不足であまり知らないだけなんですね〜

さてこんなカラフルな色、もちろん一杯出すのは難しいですが、差し色として用いてくると、またぐっとお家を魅力的にしてくれますね。

皆様はどんな色を使いたいですか?和の色の名前もカッコイイでしょ(そう言えば今でも大学とかは使いますね。紫紺のジャージとか。)

さて、今日はこの位。また次回!よろしくお願いしま〜す。

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

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