紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

まずは増築

2019年08月03日 | 家づくり現場。職人さん達との打ち合わせ

今日はリノベーション現場より。

大阪某所A様家。大変立派な日本家屋のリノベーション現場。解体の模様は先日ご紹介いたしましたが、その後の進み方。

内部の工事の前に、まずは増築部の工事から。

梁の掛かり方をしっかり確認してから、

以前にあった屋根をまずは外し、

増築部の基礎を仕上げてから、

柱を梁を組みます。その後屋根下地を支える「垂木=タルキ」と呼ばれる構造材を施工して、

そうそう。これが先程の構造材に仕込まれている木組みの一部。組まれてしまえば分かりませんが、大切な所です。

それから、タルキの上に野地板(=のじいた)と呼ばれる板を打っていきます。

裏側が化粧(=見えるという意味)ですから、美しい吉野杉の板を使います。この吉野杉の板は弊社のお家いは多用されますが、吉野から定期的に何百枚と購入し、しっかり乾燥&選別をしていますので、美して耐久性もばっちり。自信をもってオススメする弊社の自然素材です。

内部から見るとこんな感じ。外の緑と太陽の光と軒の下の影の対比が綺麗ですね。

内部も進んでいます。この立派な梁に現場で加工を施していますね。今年4月から入社した金子くんも山本棟梁の指導のもと現場で一生懸命やっています。学生時代には鉋削りで優勝したホープでありますから、成長が楽しみであります。

さて、またもう少し進んだらご紹介いたします。よろしくお願いしま〜す。

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

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