紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

序盤と終盤

2017年07月28日 | 家づくり現場。お客様との打ち合わせ

暑い毎日が続きますが現場は順調に進んでおります。

もうすぐお引渡し!というお家が2軒進んでおりまして、この時期はお盆休みと絡んでまいりますので、なかなか段取りも大変になりますね〜。

さてそんな終盤を迎えております、和歌山市松ヶ丘のH様家

こんな造付け家具もほとんど出来てきましたし、

造付け収納の内部や、納戸などの棚も付いてきました。

壁際につけるピクチャーレール(絵をかけるレール)なんかも付いてきて、いよいよ大工さんの工事も終わりですね〜。ここからは左官屋さんやペンキ屋さんなど最後の仕上げ工事へと入っていきます。色々な部分がどんどん仕上がってくるからなかなか楽しい時期なんですよ。

さて、その一方、家づくりの序盤戦の橋本市のN様家

現場では

基礎工事が進んでいきます。鉄筋が組まれた所。ここに基礎のコンクリートが打たれる(流される)のですね。

同時に弊社の作業場では、

搬入された角材を柱や梁にするため、複雑な木組み加工を施していきます。

そのため棟梁が「墨付け」と言って「このように木組み加工の凸凹を削ってください」という指示を材料を書く作業をして、その上でその指示通りに大工さん達がノミやノコギリなどを使って手加工していくのです。

そんな中より難易度の高いのが丸太。冒頭の写真は弊社の作業場で、大ベテランの尾崎棟梁から若手棟梁格の坂本君へ、熟練の技術が継承されていっている所です。

 

何だかんだやっぱり丸太は難しそうですね〜。(丸太だからそもそも転がらないようにしなきゃいけませんしね)

手間はかかるんですけど、こういう丸太をさわれなくなるのも寂しいですからね。こういうお仕事をさせてくださるお客様に感謝感謝でございます。

さて、墨付け&刻みは来月も続きます。またお伝えいたしますね。そうそうご見学希望の方は是非ご連絡くださいませ。

ではよい週末をお過ごしください〜

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

 

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