2011年から2016年までの6年間、鹿児島大学ロースクールで、講師をしました。毎年、9月から12月くらいの間、私ともう一人の弁護士とで、1コマ100分の授業、15コマを分担して担当しました。
実際に仕事でやった事件をアレンジして、事例を作り、何が問題になるかを学生に考えさせたり、討論させたりする授業でした。その中から、何人か司法試験に合格し、現在弁護士をしています。
授業の日は、2時間半の電車を含め、片道3時間半くらいかかるので、夜は、鹿児島に泊まり、年に2回くらい、せっかく鹿児島に来たということで、母校の鹿児島大学時代の友達、数人に集まってもらい、同窓会をやっていました。
3年くらい前、その同窓会の際、同窓の友人が鹿児島市内でも比較的大きな病院が経営する介護施設の幹部をしていて、顧問弁護士がいたらいいのだがという話があり、2年前くらいからそこの顧問弁護士をさせてもらうことになりました。
同じころ、鹿児島大学ロースクールも募集停止となって講師の仕事も終わりましたが、その後は、顧問先の施設に年2回ほど行って、職員に向けて、施設における転倒や誤嚥等の事故防止や対応等について実際の判例を参考にして、話をする等の仕事をしています。
昨日も、その施設に行って、相談や打ち合わせをしたあと、その施設の幹部の友人も含め6人で同窓会をし、約40数年前の学生時代の話に花を咲かせました。20歳前後の若者も今は、みんな白髪頭のおじいさんです。
18歳から24歳まで、鹿児島で生活し、そこで、アルコールも飲み始めました。そのせいか、やっぱり、焼酎は鹿児島が一番美味しいと感じます。実際、味はそれほどわからないのですが、青春時代の思い出と鹿児島の焼酎の味とが一体となります。
友人関係が、自然に仕事につながる……こういう流れが一番いいのかなと思います。
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