韓国にいる韓国人の友達が、日本の鬼滅の刃が読みたいと言っていた。
韓国版はあるらしいが、すべてハングルだから。と言う理由…
日本語で読みたいらしいが…
日本語がかなり流暢だし、字も読めるので可能だが、なぜわざわざ?と、聞いてみた。
ハングルで読むと日本語で例えば炭治郎の参の型流流舞いが「りゅうりゅうまい」となる。
漢字に流れると言う漢字が入ることで、流れるような動きというのが解る。
ひらがなだと、りゅうりゅうまいの「りゅう」は、龍なのか流なのか解らないらしい。
ハングルは日本でいうひらがななので、文字だけでは読み取れないらしい。
マンガの絵は流れるような動きではあるが、龍流舞なのか、流流舞なのかが、解らないとのこと…
日本語は同じ読み方で同じ様な意味でも、漢字一つで感覚が変わるし、ひらがなやカタカナがあることで、漢字だけよりも優しくて美しい。だそうだ。
なるほどね…
当たり前のように使ってると気付かないけど、私たちが使う日本語ひらがなやカタカナと漢字は、彼にはそう見えるらしい。
あくまでも正しい日本語の話で、今の自分を含めた若い世代が使う壊れた日本語ではない。
せっかく海外に自慢できる美しい言葉を使っている国に生まれても、正しく使えない自分に少し悲しくなりました。
と、言うお話でした。