珠玉の言葉

「ことば」にはすごい力が秘められています。日々、感銘を受けた珠玉の言葉をご紹介したいと思います。

志を守り抜く

2005-10-16 | 文献
「日常茶飯の自己規律にある、という。箸のあげおろしにも自分の仕方がなければならぬ。物の言いかた、人とのつきあいかた、息の吸い方、息の吐き方、酒ののみ方、あそび方、ふざけ方、すべてがその志をまもるがための工夫によってつらぬかれておらねばならぬ」

峠 (上巻)

新潮社

大野社長お勧めの一冊


今日は、娘のハイジを交配の為に、わんわん温泉に預けた後、家内を空港までおくり、(出勤予定も取りやめ)ひたすら自宅で峠を読んでいました。
幕末の越後長岡藩士、河井継之助は男子の価値は志の高さ低さで決まると言っており、又その志は塩のように溶けやすいとも言っています。
その志の高さをまもりぬく工夫は格別のものではなく、冒頭の日常の自己規律だと断言しているのです。

たしかに普段の何気ない、一言や、動作がその人の人格を反映していることは多いようです。家内にもよく叱られますが、私の場合はやはりお酒を飲んだときにだらしなくなることが多いようです。よほど、心して気をつけなければなりません。

ありがたいことに、そういったときにビシッと注意していただける先輩に恵まれて、大きく道を外れることなく過ごす事ができました....!?
いよいよ新事業が数種立ち上がってきていますので、細部まで気を配り、皆様に喜んでいただける事業となるように頑張ります。

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