珠玉の言葉

「ことば」にはすごい力が秘められています。日々、感銘を受けた珠玉の言葉をご紹介したいと思います。

上杉鷹山

2005-12-10 | 文献
「うけつぎて 国の司(つかさ)の身となれば 忘るまじきは 民の父母」

上杉謙信を先祖とする米沢15万石上杉家。移封前の会津120万石の陣容のままきたため、藩の財政は一気に破綻してしまいました。上杉鷹山が立て直すのですが、他家から養子に入った鷹山が藩主就任と同時に詠んだ歌です。

藩政改革は、藩民のためにおこなうものであるという、つよい決意を感じさせる歌だと思います。

小説上杉鷹山は、社内改革を目指す経営者にとても人気があるようですが、改革当初、ほとんどの藩士がしらけた気分でいるなか、鷹山は藩士が悪いのではない、「希望」がないのだ。と、希望と目標を与えられない藩主の責任であると、自分自身を責めているのです。私も経営者の一人として自戒しなければなりません。


小説 上杉鷹山〈上巻〉
学陽書房
これを読めば抵抗勢力などないも同然!


今日は「社員さんの父母」として、環境整備にいそしみました。又、Pマーク取得を目指して勉強中ですが、私の机、ロッカー、PCはまさに無尽蔵に個人情報が眠っています。必要のない個人情報をシュレッダーにかけつづけました。(以前、大野社長に連絡をするといつも、「今、机を整理しよんよ」と言っていた時期があったのですが、このことか...)

(ジョーバ日記:0st、61k)

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