穏やかな日々

泣き笑いの人生を二羽の文鳥(CyiCyi&Mi~)と共に・・・山あり谷あり、それでも日は昇る~いつも笑っていたい。

法事

2011-04-24 02:27:38 | 暮らし

Sp1080428 今日は3月10日に亡くなった伯母の満中陰の法要がありました。田舎での四十九日の法要は、2時間たっぷりお坊さんと出席者一同の供養の回向からはじまりました。都会ならお念仏も短く端折ってコンパクトに・・・形だけの法要ですが、久しぶりに途中休憩の入る長ぃ~お勤めを終えて、ありがたいもんだな~って感じました。

又、今日は「傘餅」 とやらのお供えと説明もあって、興味深いものとなりました。一升餅の半分の五合を平べたっいお餅に伸ばして丸く傘のように一枚つくり、残りの五合で49個の丸い小餅をつくります。七個の小餅で丸く一段つくり、それを七段重ねて上に平べったいお餅を乗せて完成です。人間の骨が49個でできているらしく、49日とひかけてあるようで、その骨があの世に行くために、冥土のみやげとして一日一個のお餅をお供えする関西独特の習慣みたいです。現代では満中陰(四十九日)の日に一度お供えするようになったそうです。お坊さんのお経が終わると、傘餅の傘の部分を人形に切って、それが、これから浄土へ旅立つ故人を表しています。傘を被って、49個のうちの一個を持ってあの世にいくわけです。その体の部分を食すことによって、故人に厄を背負ってもらうことができるという風習です。みんな、足が痛いので足がほしいとか、胸や腰やほしいところがまちまちで・・・丸餅は頭にあたるようです。ちょっぴり、夢のある法要で~賑やかなことでした。お食事の後はご詠歌の大合唱で、故人を忍ぶのには素晴らしい法要でした。都会に暮らす者にとっては、何と、時間も供養も手間暇かけて、人の繋がりを大切にしている行事に、いいような~大変なような~複雑でした。(笑) 40軒ばかりの集落ではみんなで助け合って生活しているんでしょうね。若いご婦人が多くてそれにも、ビックリしました。「お嫁にきてはるんや~」 ってね。まだまだ、都会に通える田舎なんでしょうね。ちょっと、一昔前のほっこりを感じた法事でした。cyicyikatsuko

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