乗り換えの不便さから“迷駅”と揶揄される名古屋駅。
しかし、本当に名古屋駅は“迷駅”なのでしょうか?各主要都市駅の構内図を比較して検証してみます。
※構内図はJR東日本HPから
まずは大阪駅。
平面は比較的シンプルな構造ですが、改札口が1階だけではなく3階にもあるなど縦の構造が複雑。
京都駅。こちらも改札口が2階や地下にあり、やや複雑な構造。
東京駅。地上面の構造はシンプルですが、自由通路が狭く駅の通り抜けがやや不便。
そして名古屋駅。
広大な自由通路にJRの改札口はすべて地上レベルと、上記3駅に比べてシンプルな構造。
“迷駅”と言うほど複雑ではない事が分かります。
また、名古屋駅は案内表示も豊富なため、表示通りに進めば迷う事はないと思います。
ちなみに、「桜通口に出るとあおなみ線が遠い」「太閤通口に出ると名鉄・近鉄が遠い」という人も多いのですが、
東京駅で言ったら「八重洲口に出ると総武線が遠い」と文句を言っているようなもの。
駅に表裏があるのは当たり前で、乗り換えの不便さとは別次元の話です。
ちなみに、名古屋駅のことを“名駅”と呼んでいるのは名古屋人だけで、“迷駅”と揶揄するのも名古屋人だけ。
つまりは名古屋人お得意のただの自虐ネタであり、他県の人に言っても通じません。