私の音楽 & オーディオ遍歴

お気に入りアーティストや出会った音楽、使用しているオーディオ機器を紹介します(本棚8)。

THE カラオケ★バトルU-12

2015年02月19日 | ヴォーカル
 2015年2月18日のカラオケバトル(テレビ東京)は「U-12」(12歳未満)の大会でした。
 名前はありませんが、出場者は以下の通り;

1.美空ひばりに憧れる少女は、Perfumeを輩出した名門・アクターズスクール広島に在籍する小学五年生!美空ひばり「川の流れのように」で栄冠を掴め!

2.目標はマイケル・ジャクソンのようなエンターテイナー!過去2大会で涙を飲んだ悔しさを晴らすため、取り組んできた秘密の特訓とは!?Superfly「やさしい気持ちで」で成果を見せろ!

3.ミュージカル好きな大人っぽい女の子は小学五年生!スタジオにかけつけた両親を前に絢香「にじいろ」を熱唱!

4.童謡日本一の少年が登場!J-POPには目もくれず、愛してやまない童謡に全てを賭ける!2014年の全国童謡歌唱コンクール日本一の実力で歌う童謡「かぜよふけふけ」!カラオケマシンを震わせろ!

5.自信溢れる理由アリ!島根で話題の演歌少女が参戦!水森かおり「島根恋旅」でたたき出した得点は果たして…?

6.U-18歌うま四天王唯一の小学生が登場!同世代相手には負けられない…プレッシャーの中、高得点を出せるか!?楽曲は山口百恵「いい日旅立ち」。


得点は、6>5>1>3>2>4でした(下位はうろ覚え)。
しかし、私が感じた「子どもらしい伸び伸びとした歌声」ランキングは、これとほぼ真逆の順番。

番組はあくまでも「カラオケマシン」が評価する手法なので、高得点を獲得するためには「加点」をかせぐテクニックが必要です。
「加点」はビブラートやしゃくりなど、演歌系の方が有利。
こぶしやビブラートを使わない歌い手は、音程や声の伸びがよくても得点は頭打ちになりがちです。
というわけで、「ヘンに大人びた子ども」が優勝することになります。

演歌を歌う子どもを見るたびに、私は「いなかっぺ大将」の主題歌を思い出します。
13歳の女の子が歌う、天空に突き抜けるような歌声。
いなかっぺ大将
いなかっぺ大将「大ちゃん数え唄」

テクニックなんぞ何のその、歌い上げる力が別次元ですね。
クレジットには「吉田よしみ」とあります。



彼女は現在も活躍中・・・そう皆さんご存じの「天童よしみ」という芸名で。