私の音楽 & オーディオ遍歴

お気に入りアーティストや出会った音楽、使用しているオーディオ機器を紹介します(本棚8)。

ギター購入・初体験記

2012年09月21日 | アコースティック
 高校生の息子が突然「誕生日のプレゼントはギターがいい」と宣いました。
 えっ、受験生なのになんてことを・・・と思いつつ、部活が終了して手持ちぶさたの彼を見ていると何か気晴らしになるものも必要かと考え、購入することに相成りました(親バカ)。

 しかし、私はギターを弾けませんし、当然買ったこともありません。
 ネットで色々調べてみました。
 まず、「アコギ」「購入」で Google検索すると、たくさんヒットする中で以下のHPが役に立ちました:

□ 「失敗しないアコギ購入講座
□ 「アコースティックギターを購入する
□ 「楽器を買ってみよう!For 初心者~アコギ編~
□ 「アコースティックギター博士

 というわけで、予備知識を詰め込んでいざ地元の楽器店へ。
 そこでは女性店員さんが相手をしてくれて色々教えてもらいました。初心者用として1~3万円台のギターを勧められました。色々なメーカーの中で、とくに「Headway」はコストパフォーマンスがよいので一押しとのこと。

★ 「Headway Guiter 工場訪問レポート

 「素人が聞いて1万円、5万円、10万円のギターの音の違いってわかりますか?」と質問すると、
 「う~ん、それほど変わりませんよ」とのこと。
 この店ではギターの音を直接聞かせてはもらえませんでした。

 数日後、隣町のショッピングモールに入っている全国チェーンの島村楽器も覗いてみました。
 そこでは「James」というオリジナルブランドのギターを勧められました。
 形は同じですが値段が違うものが何種類も並べてあり、安いものから高いものまで実際に店員さんがつま弾いて聞かせてくれました。初心者の私にも触らせてくれました(どう扱ってよいかわからず、汗)。ほかにもTakamineの長渕剛モデルとか、はてはTaylerの15万円のギターまで。

 すると、驚いたことに私にも歴然と音の違いがわかったのです。

 素人ながら音の印象を記してみます。
 安いギターは弦の直接音でメリハリをつけているけど、筐体の響きが死んでいて音の深みがありません。
 値段が高くなるほど、弦と筐体の響きのバランスが絶妙になってくるのが理解できました。
 筐体の素材と造りで響きが異なってくるとのこと。
 「値段が違っても音はそうは変わらない」との地元楽器店の店員さんの説明は、ちょっと・・・。
 それから、ギターの形の違いにより音が変わってくることもわかりました。 

★ 「ギターの種類、形、木材について

 ずん胴の「ドレッドノート型」は低音が豊かに響きますが、安いものではしまりがない感じがします。「フォークギター型」はシェイプした筐体は抱えやすいのですが、響きはドレッドノートに劣ります。「カッタウェイ型」はより筐体が絞られるので値段が高くないと響きません。
 
 というわけで、実際に息子を連れて島村楽器へGo。
 全くの初心者の彼にも、ギターを持たせてつま弾かせてくれました(James中心)。
 そして彼は「うん、これだ」と納得したギターを見つけました。

★ 「James JM750 VBS

 フォークギター型でJamesとしては上から2番目の位置づけ。
 弦もよく鳴るし、筐体の響きもまあまあでバランスのよいモデル。これだけの音が出れば、しばらく飽きることはないと思われました。
 初心者用としては少々値が張りますが、まあ3年も使い倒せば元は取れると見込んでの購入です。

 その後、教則DVDを見ながら毎晩ジャカジャカ弾いています。
 うん、結構いい音がします・・・まだ「音楽」には聞こえませんが。